どくせんじょう


※「独擅場」どくせんじょう

「その人ひとりだけで、おもいのとおりの振る舞いができるような場面・分野。ひとり舞台」(『大辞林』三省堂)


 現在は「独壇場」どくだんじょう、とする使い方が一般的ですが、元は「独擅場」です。

 「擅」せん。「壇」だん。

 漢字が似ていることや、「壇」の字が舞台のイメージに合うことから誤用され、定着したものですね。


 今さら間違っていると言い立てることはしません。

 なのにこの言葉を出したのは、とあるテレビ番組でコメンテーターが言いやがったからです。


「どくだん


 ……おいおい。

 いくら野球二世でアホっぽいコメントを売りにしているからって、それは勘弁して下さい。

 てか、周りも突っ込まなかったな……。


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