第13話 激戦、魔法対決
広場から聞こえてくる
金属がぶつかり合う
その
目の前には、「石の
石から放たれる
(あの石を何とかすれば、石像も止められるかもしれない)
シャルも
「まったく。本当はあの石像を完成させてから暴れさせるつもりだったんですよ。
だというのにカールやら、
そして君たちも、
リュークの声には
その表情に、
「しかし、もう
その証明は、のこのこ集まった
その言葉が終わるか終わらないかのうちに、
「……!」
「
その手から、リュークの
「えっ……!?」
さすがのシャルも対応できず、飛んできた光を受けてしまう。
すると
石の質感が広がっていく様子は、まるで絵の具が紙に
「
そして、この
「くっ……!」
シャルの
「さぁ、もう終わりです。動くこともできない絶望の中、
(……状態
その光は、まるで水のように
そして、その体の石がすべて
「え? ……あれ?」
リュークの間の
「はあっ!」
布が
完全に
「……どういうことだ? なぜ
リュークは苦しそうに
「
再び放たれた石化
「バカな、バカな……ッ!
「よくわかんないけど
勢いづき、
リュークは
「
「うわっ! アッツツツツ!!」
シャルの悲鳴。
「はっ、無様ですね! そのまま
(連続回復
それは
そのうち再生は
体の火が消えたシャルがふー、と息を
「一度ならず二度までも……いや、三度まで
リュークの顔に
その
「
無
「…………」
「なんだ……? 何なんです、あなたは。あなたのような
次の
(やば……
次の
金属が
「ミュウちゃん、
シャルの声には
「……うん」
小さく
「チッ……!」
リュークの舌打ちが、
「残念だったね。あたしがいる限り、ミュウちゃんには絶対
「なら予定通り、あなたから仕留めるまでです!」
リュークは
その声には
「
その
「ちょっ、何も見えないんだけど! 何これ!?」
シャルの悲鳴が聞こえる。
ただ、かすかにリュークの足音が聞こえる。
(何も見えない。……これも状態
その
「そこだっ!」
ローブの一部が切れ、布切れが
「くそっ……! なぜだ、なぜだ!」
リュークの
額には
「お前たちのような
「くたばれぇッ!!」
リュークの
耳を
シャルは
「くっ……近付けない……! もうちょいだってのに!」
シャルの苦しそうな声。
「お、おお……! 体が軽い! これならまだいけるよ!」
シャルの動きが
「はああああっ!」
金属が肉を
「ぐっ……こんな……こんなバカな……!」
リュークの悲鳴が
(このまま
緑の光が
その光が
そして――
「うおおおっ!」
シャルの
「ば、
シャルが
「っしゃーっ!
シャルの
その顔には
「ミュウちゃん、
しかし、その
「くくく……まだだ……まだ終わっていない……!」
「
リュークの手が
光が
そして次の
「何をしたの!? そういう
「
たとえ
広場での
金属のぶつかり合う音、
「くっそー、広場に行かないとみんなが
シャルの声に、
だけど、このリュークをそのままにしておくわけにもいかない……。
「ミュウちゃん、行って。ここはあたしが
「……!?」
わ、
「
「……っ」
シャルがしゃがみ
シャルの
「ミュウちゃんは、本当はすごく強い子だから。あなたなら
決意するより先に、
(死者が出てからじゃ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます