感想の感想

第50話

　今年のカクヨム甲子園の中間選考作品は、例年以上にできが良いのではと思い知らされています。

　とにかく、五感描写や比喩、感情を絡めて臨場感を高めた作品が目につきます。

　いまのところ、１８１作品中、８６作品の感想を書いてきました。約半分ですけれども、文章の出来の良い作品が多いです。

　過去の甲子園でも、そうした上手い書き方をされた作品はありました。

　でもこんなに多くはなかった気がします。

　今年のカクヨムは特別講座を催していたことと、関係があるのかしらん。

　もう一つ気になったことは、死を扱った作品が目につくことです。

　ただし、中間選考作品なので、死をどう捉え、どのように描いて、どう生きるのかに焦点を向けさせている様な作品がみられます。

　だから読み応えがあるわけです。

　ショート作品『結婚の約束をした彼女に、「好きな人」はいないらしい』は、感想を書いていたのに、また書いてしまいました。こういうミスはないように気をつけていたのですが、まったく持ってお恥ずかしい。

　他にも誤りがないか確認したいと思います。