第49話

 日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞しました。これをきっかけに、世界中から核兵器がなくなって、平和になっていったらいいなと思います。

 特に戦争や紛争が続く現在、平和への強いメッセージがこの賞に込められて、選ばれたのでしょう。それだけ核兵器が使われる危機が身近にある証拠なのかもしれません。

 そんなニュースがあった日に、たまたま読んで感想を書くための準備をしていた作品は、まさに戦争を題材にしたもので、前回書いた順番が意図的に時系列順ではない並びになっている作品でした。


 戦争に触れた作品は、カクヨム甲子園では必ずといっていいほど、応募されています。エッセイだったり、過去の戦争を舞台にしたお話やファンタジーでの戦争などなど。

 応募期間が夏なのもあるのかもしれません。

 それにここ数年、世界のどこかでは実際に争いが起きています。悲しいことに、これが私達が生きている世界の現実です。

 感想を書くときは、身が引き締まる思いがします。たとえ創作であっても、その向こうには人がいて、歴史があり、嘘偽りなく、かつての日本は戦争をし、人がたくさん亡くなっている。その事実を忘れないようにして、書いていこうと思います。

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