第44話
目標にしてきました、カクヨム甲子園2024応募作品をショート204作品、ロング103作品の感想を書きました。
昨年は、九月末までにショート100、ロング80、合計180作品の書きました。そのあと中間選考作品が十一月下旬に発表されて、100作品以上を一か月で読んで感想を書かなくてはならなくなり、無理ゲーだと嘆いたのですが、無理を通り越した結果、なんとか結果発表日前には感想を書き終えることができました。
そんな無理はもうできないので、今年は中間選考作品が発表される前に沢山の作品を読んでは感想を描くことで、選考作品率を高めようと思ったわけです。
人気順で作品を読んで感想を書くと、少なくて三割。多くて五割弱。平均四割といったところ。300作品読めば、一次選考で通過した作品の五割くらいは、書いた感想の作品に含まれているのではと期待しています。
一般的に、一次通過は応募総数の一割くらいといわれます。2179作品が応募されましたので、200作品くらいが選ばれると思います。
残り半分でも、100作品はまた読んでは書いていくことになるのでしょう。
今年は十月中に発表するそうですけど、予定は未定であって確定ではないので、今年はどうなるでしょうか。
読んでみて思ったのは、お話の出来が良い。読者を楽しませようとする作者の思いや考えが、透けて感じられます。小説の出来がよくても、応募先である相手が欲している作品かどうかが大事になってきます。いくら良い出来であっても、レーベルカラーに合わないものは選ばれない。どんな応募先でも同じことです。
カクヨム甲子園に参加することで「書く楽しみ」「読まれる楽しみ」「読者を意識すること」「作品によっては現代的で時代性を感じられること」「応募先のニーズも考えて作ること」などなど、いろいろなことが学べると思います。
創作という同じ趣味嗜好、夢を抱いている同年代の人達の存在を感じられて、ネットを介して出会うこともできる。そうした機会と経験を得ていくことも、創作活動をしていく上でプラスに働くこともあるのだと思います。
たしかに、自分の作品をくらべて凹んだり落ち込んだりすることもあるでしょう。
他人の作品と比較するのではなく、いいところを見つけてください。自分の作品にも取り入れてみよう、真似してみようと思って、書いてみると良いです。
明確に目標を持っている人、たとえばヤングアダルト作品を書く作家になるとか、純文学作家になるとか、ファンタジー作家、現代ドラマ作家、ホラー作家などなど、意識しながら作品を書いている人は、出来が違うと思います。
目標に向かって執筆しているので、それぞれのジャンルに適した文章の書き方ができていると感じます。こういう子達が、これからの出版業界で活躍していってくれたらいいなと、毎年思います。
昨年は、どの作品が受賞をするのか、なんとなくわかったのですが、今年はわかりません。それでも、選ばれると良いなと思える作品はいくつか浮かびます。ただ、浮かぶ作品が多いので、今年は難しいなと思います。
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