第35話
いつもは迷わないのですが、今回はどの作品を読もうかと迷います。
例年なら、人気順の作品を順番に読んでは感想を書いてきました。その方法でも三~四割くらいが一次選考を通過して中間選考作品に選ばれるのであって、残りの六~七割くらいの作品は、まだ出会っていない作品という結果でした。
だから今年は、人気順で読みつつも、ときに週間ランキング順にしたり、ランダムで選んだり、作品に触れる機会を増やしては感想を書いてます。
選ぶ基準としては、タイトルです。紹介文が書かれていれば読みますが、くわしく書かれていないことが多いです。
タイトルも作品の一部です。
一般の募集作品に於いても、一次選考で見るべきポイントの一つにタイトルが挙げられます。作品にとってタイトルは顔です。長かろうが短かろうが、作者のセンスはもちろん、文章力や語彙力も測り知れるそうです。
目を引いて、面白そうだと興味をもたせるタイトルの作品を探しては、読む方法も取り入れました。
昨年卒業されてしまいましたが、本当にタイトルの付け方が上手い人がいました。「この作品面白そう」と思って作者を見ると、またこの人だと驚いて、コメントで褒めました。受賞はしませんでしたが、作品の出来が良かったです。ちょっと踏み込んでえぐってくる感じ。かなしくて辛い、といった話は上手かったです。難しいかもしれないけれど、読者を楽しませる明るい話も読んでみたかったなと思いました。
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