弱み
「惚れた弱みだよ」
にこりと笑う王子の顔がやたら近かった。
執務室付きの侍女が頬を染め出ていったことを目の端で捉えていた。
「ぉお。旦那様は王子様に惚れられていたんですか?」
黄色い声を上げる小娘が鬱陶しい。
「いや。手作りの贈り物も語られる泡沫の未来もウザいと言っていたよ。ちょうどいい被弾先だったんだろう」
概ね面倒ごとからは庇ってもらっていたようだし。そのくらいならかまわないと思っていたから。
「ああ。旦那様にとって王子様は特別なのですね。ニューちょっと安心です」
小娘が本当に鬱陶しい。
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『惚れた弱み/手作り/未来』のキーワードを使って2ツイート以内で今日のネタを作りましょう。【フラグポイント:+0】
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