8/26 日常風景
022. 日常風景
何百年も前に世界は水没してしまった。
代わりに、光を求める異生物であふれかえった。
水面は光を屈折させ、反射する。
私は光を屈折しない。だから、排除しようとした。
光を持たない物を壊すのはいつものことだ。
宝石の中の人は殺せないから、困っているようだ。
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