第7話 目標

(『かんてい』!)


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雪上せつじょう 真介しんすけ  26歳

スキル

『大人2』『空手4』『画家の才能2』

『彫像の才能1』『運転4』『言語力6』『数学8』『分析力6』『機械技師4』『持久力3』『継続力6』『肉体的疲労耐性3』

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「おとうさん!」

「ん?どうした?」


さいのう才能はいっぱいあったほうが、

いいんだよね?」

「ん?ああ、そうだぞ?」


「わかった!」

(『もほう模倣』!なにかの『さいのう才能』!)


【スキルが選択されました。スキル『画家がかの才能』を模倣します。…模倣しました】


「やった!」

「真白どうした?」


「おとうさん!『がか画家』ってなに?」

「画家っていうのはな、絵が上手い人をそう呼ぶんだぞ?分かったか?」


「わかった!ありがとうおとうさん!」

「おう!どういたしまして!」


(これで『さいのう才能』がいっぱいだ!でもおとうさんもうひとつあるからそれもまね真似できるかな?『もほう模倣』!)


【個体名 雪城真介は模倣済みです】


「あれ?」

「今度はどうした?」


おなひとからいっぱい『もほう模倣』できないんだ…。ならもっとたくさんのひとから『さいのう才能』を『もほう模倣』しよう!そうしたら『さいのう才能』いっぱいだ!)

「んーなんでもない!」

「そうか!そろそろ家に着くからな!家で大人しく留守番しとくんだぞ?」


「はーい!」

「よし!いい子だ!」


家に着き、真白を家の中に送ると真介は仕事に行くため車に乗り込む。


「…真白にバレーボールの才能、か……。

帰りにボールを買っていくか。真白とバレーボール…最高だな!」


真介は大きく笑いながら家に帰った後の光景に心を弾ませる。

尚、仕事には遅れたもよう。








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雪城 真白ましろ  3歳

スキル

『子供2』『鑑定3』『模倣もほう1』『真似まねの才能3』

『早熟5』『球技の才能7』『勉強の才能4』

『口論の才能1』『研究の才能1』『忍耐の才能3』

『画家の才能1』

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