あとがき――前編
初めましての方も、いつもの方も、時々の方も読了ありがとうございます!
この小説はカクヨムの夏休み毎日更新チャレンジのために書き下ろしたものです。8月9日~8月31日まで毎日連続で新規の話を更新するという企画で、更新できた日数によってリワードを100、300、500ポイント獲得することができます!
カクヨムのリワード!
わたしはリワードを自分的に印税だと思っていて(ここが微妙で、小説の『収入』ということになると各コンテストに出せなくなってしまいます⋯⋯)、自分のための純粋なお小遣いだと思っています。
それでですね、春のKACで300稼いだお陰で今年はもう500超えたんですが、ここでまた500もらえたらアマギフ1,000円! と思ってこのチャレンジを始めました。
そもそも、カクヨムはファンタジー勢が多いので、現代ものはリワード収益少ないんですよね⋯⋯。
なのでイベントには積極的に参加。
ただ問題がひとつあって、わたしは今、ほぼ休筆中ということ。
筆が進まない病になってしまって、なにを書いても面白くない!
というのと、1本エタらせてしまってるファンタジーがあるので責任を取りたい!
んー、んー、と唸って、できそうなことにすることにしました。
◇
それでこの『ゆるりゆらり』を書くことにしたんですけど、何を書こうか考えた時に「書きやすいもの!」と思って、前作『インディアン・サマー』と同じ従兄弟ものにしようと決定。
前作は歳が一つ違いだったけどどうしようかなーと思って、同い年で同じ大学に通ってることに決定。
あと一押し。
キャラクターどうしようかなぁ、気に入らないと嫌になっちゃうしなぁ⋯⋯。あ! そうだ前作に出て来た安西航太、いいヤツだったのに振られちゃって不憫だったよな⋯⋯。決定!
あと、主人公は女性の方が筆も進みやすいし(なのに男の子の話をよく書いてる)、ウケもいいので女の子にしよう。
前作のハルに似てるようで、もっとフワフワした感じの子かな、と。
名前もいっそ、タイトルから取って『ゆら』にしよう!←単純
こうして設定は細かく進みました。
航太はハルと同じ写真科という設定が元からあり、対してゆらは特に希望がないという設定。教育学部って、教員免許取らない人も多いと聞いたので、そんな感じに将来をぼんやり捉えてるのかなぁと。
で、圭一はいきなり入学してゆらと恋に落ちるという時間設定から、航太の知り合いという設定。ただし、ハルや航太みたいに熱い情熱はなくて「カッコイイから」くらいの気持ちで写真やってる感じ。
ある意味ゆらと釣り合い取れてますね。
で、じゃあなんで別れたのかというと、圭一はテニサーに入っていて軽いこと、同じサークルの女の子に追いかけ回されていること、その子に泣きつかれて浮気しちゃったことにしました。
本文ではちょっとえげつない表現を使って申し訳ありません⋯⋯。
それから大切なのは友達。
今回、もうちょい出番があるはずだったのはコンビニの鈴木くん。名前まで付けてあげたのに申し訳ない。コンビニ、もっと出そうかと思ってたので。(ハルも航太の働く姿にちょっとした感動を覚えていたし)
それから優里花ちゃん。
優里花ちゃん、名前が覚えられなくて出てくる度ドキドキ。何度も見返しました! 覚えられるように派手な名前にしたはずなのに⋯⋯。修行します。
優里花ちゃんがね、狂言回しと言うわけじゃないけど、ぽっ、ぽっと出て、ゆらの本音を聞いて外からの意見を言ってくれるという。
大切な友達ですね。
優里花ちゃんにいい彼氏ができますように! 例えば鈴木くんとか!?
そこまで決まるともう書き始めちゃいます。
今回は加えて『本家の娘』というちょっと古風な設定を付けてみました。
田舎では『本家』っていうのはいつまでも『本家』で、ゆらはそこから抜け出したかったという。うん、いい感じ。
こうして『ゆるりゆらり』はスタートしたのでした。(後編に続く)
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