友達欲しくてレンタル彼女を借りました。〜そんなに私を哀れんだ目で見ないでください〜

酒都レン

第一弾 Mさんとのデートのお話(兄同伴)

友達がいない不登校である酒都レン。

友達いないくせにバイトばかりしてる私は突然兄に3000円貸してと言われ

何事かと思っているとなんと兄がレンタル彼女を借りるとのことでした。

(お金ないのに彼女借りるのは流石にどうかしてるぜ、兄)


私はどうしてもレンタル彼女というものが何か気になり

お金を貸す代わりに兄と彼女のデートについていきました。


☆デート☆

4日後。

2時間のデートをお願いしたとのことで兄と共に待ち合わせしていたのですが

やってきた彼女Mさん

あらま!可愛いぃぃぃぃ

大学生とのことMさんはなんというかもう清楚の塊で

髪はもうさらさらぁな黒髪ボブ、控えめなメイクながらも整った顔立ち

薄ピンク色の花柄ワンピースで肩出しだったのだけど


もう爽やか〜


ああいうふうに可愛くなりたいのが私の願望です。

兄に手を振った後私を見て、薄く笑みを浮かべたのがもう可愛くて…

兄の相手をしながらも私に妹みたいって言ってくれて手を繋いでくれました。


●カフェ


2時間ということもあってかなり長いデートなので

まずは

計画通りカフェに入ることになりました。

約束のお金をお渡し(兄はデレデレ)


兄は向かい側に座り、私はMさんの隣に座ったのですが

まず何か食べようとのことで彼女さんはパフェを注文

(かなり遠慮してた)

私はブルーベリーチーズケーキを頼み、兄はサンドイッチとアイスコーヒーを

注文し最後にポテトのSを分けるように注文しました。

私のチーズケーキとMさんのパフェが早く来て

二人で写真を撮りました。ついでにツーショットも。


パフェがかなり大きくMさんは少し困りながらも幸せそうに食べ進めていき

少し頭が痛くなったのか私に


「ねぇねぇ一口食べる?めっちゃ美味しいよ」

って聞いてきました。


えぇぇええええええ!!いいのですか、逆に?と内心思いながらも

「いやさすがにMさんに悪いし…」と断りました。

すると


「じゃあレンちゃんのチーズケーキ一口ちょうだい。それだったらいいでしょ?」


と言ってくださりいやいやもちろんですよ!!ってなった。

パフェを一口いただいた後、私のチーズケーキを差し出しますと


「あーんしてくれます?笑」


とあざとく笑いながら私をおちょくりました。

可愛っっっっっっっっっちい。

兄はポテトを見ながら茫然と見てました。

この時ほど女に生まれてよかったと思ったことがないです。


まあとにもかくにも

お代を出したのち(Mさんの分は兄もち、チーズケーキは私もち)


ついに本題の水族館デートへ…(私同伴)

続きは

第二弾へ。次回の更新をお楽しみに

(全部で第三弾まである予定です)

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