第6話
なぜ天海が今まで何もしなかったのか。
100万人は軽く超えるこの異能都市で7番目に強いのに。
それは簡単な事だった。
天海の異能は
そのため周りへの被害が尋常じゃない。
だが今はそんなこと言ってられない。
少年の命がかかっているのだから。
(被害は最小限に…!)
天海は足元を爆発させ、爆風で真空刃の少女に急接近した。
(いける…!)
天海の顔に笑みが浮かぶ。
「
爆拳は殴る瞬間に拳を爆発させる技だ。
顔面に爆拳を喰らった少女は吹き飛んだ。
10メートルは飛んだだろう。
凄まじい威力だ。
少女が気絶した所で
少女の身柄を拘束し、腕が吹き飛んだ少年を見て救急車も呼んでいる。
天海は体の力が抜け、へたりとその場に座り込んだ。
少年の意識が戻ったようだ。
救急車に乗せられる少年にせめて名前だけでも聞こうと歩み寄る。
「ねえ、アンタ名前は…?」
天海に気づいた少年は
「
彼は確かにそう答えた。
異能少年は突っ走る!外伝 爆発少女も突っ走る! ちぇいさー @cheisaa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。異能少年は突っ走る!外伝 爆発少女も突っ走る!の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます