第3話
ゲームセンターにて
天海はクレーンゲームで大きいぬいぐるみを取ろうと奮闘している。
「なんだよ、取れねえのか?」
少し笑いながら少年が近寄ってくる。
「難しいのよ!仕方ないでしょ!?」
「こういうのは頭を狙うんだよ。」
しかし天海は、偉そうな事言ってどうせ取れないだろうと踏んでいる。
ゴトン
ぬいぐるみの落ちる音がした。
「嘘でしょ…」
天海は驚愕する。
綺麗に1回で取れたのだ。
自分があんなに苦戦していたのに…
「ほらよ。」
少年はぬいぐるみを手渡した。
「ん…ありがと…」
天海は少し不服そうにしながらぬいぐるみをありがたく受けとった。
可愛いものが好きな天海は内心嬉しいのだろう。
ぬいぐるみを見つめていると突然天海の体が吹き飛んだ。
否
吹き飛んだのでは無い。
突き飛ばされたのだ。
状況が理解できない天海はとりあえず起き上がる。
するとそこには
血だらけの少年がいた。
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