第5話

探索者生活115日目


探索者協会で4時間ぐらい強制的な講習を受けた後、

いつも通り、ダンジョンの2階層で槍を振り回した。


「もうそろそろ、3階層行くかな〜。」


2階層には10日に一回ぐらい魔狼が現れる。

この魔物は3階層から現れる魔物なのだが。

普通に勝てた。講習通りに、距離をあけながら槍で突いたら勝てた。

灰になって、魔石だけが残った。

ゴブリンより少し大きな魔石で、500円。安い。


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探索者生活120日目


他の人よりかなり遅いが。

3階層に下見に行った。

この階層から、魔狼が普通に現れる。

群れで襲ってきたら、僕は死ぬかもしれない。

美玖ちゃんに相談したら、やめとけのことだったのでやめた。


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探索者生活123日目


今日から、ジムで筋トレを始めた。

ステータスは、ダンジョンでしか意味がないので、これから武器や防具を新しくした時、持っていけるか不安だったからだ。

筋トレの効果はダンジョンではあんまり意味ないんだけど。しょうがない。


ジムって結構人気あるんだ。無茶苦茶人がいた。それもムキムキの。


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探索者生活130日目


パーティーに誘われそうになったけど、僕のステータスを見たら、蜘蛛の子を散らすように逃げていった。

僕のレベルなら3層どころか、4層も余裕のステータスのはずだもんね。


今日は、両親の命日なので、墓参りに行って探索者の話を聞かせた。


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探索者生活140日目


魔力に対して色々と試行錯誤したけど。まだ、僕には早い話だった。

美玖ちゃんとハロウィンデートした。


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探索者生活156日目


2階層にオークが数匹と魔狼が現れた。

もちろん走って逃げた。逃げたんだが、他の場所から複数人の悲鳴が聞こえた。

おそらく、魔物に殺されたのだろう。

まあ、僕が助けに行っても2次災害になるだけだし普通に気にせずにげた。


後でわかったことだが、小規模な魔物行進があったようだ。

下の階層になったら、もっと頻繁に大規模に起こる。だから、とんでもなく死ぬんだけど。


「ああ〜、命拾いした〜。」


レベル8


攻撃36

防御31

器用30

敏捷40(+5)

魔法9


スキル 逃亡(敏捷補正)


生まれて初めてスキルを手に入れた。

スキルの獲得も才能で、条件は人それぞれだ。

逃亡のスキルは割と有名で探索者なら誰でも持ってる。

本来なら、もっと早く手に入るもんなんだけど、、、。

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