シールドローカルプレイ

ここからリプレイ風の書き方になります

⚂⚄話 関係を決めるぞ!(破)

 ここは剣と魔法、人族と魔物が争うとある異世界の物語。

 このシールドローカルの世界で命がけの大冒険を始める第一歩の踏み始める所だった。


ムギマユミ「うわ、わあああ! なんか私急に緊張してきたよ!」

ウーロリッカ「ワ、ワタシもいざやってみると緊張するね。ちゃんと喋れるかな」


 身内だけなんだから今更何言ってんだよ。

 とにかく、俺達は冒険者を生業としてをおり同じ冒険者ギルドで同じ依頼を受ける……


リョークダイチ「俺達ってどういう関係なんだ?」

ムギ「……え?」

ウーロ「ワタシ達みたいに、幼馴染で良いんじゃん?」

リョーク「いや、せっかくTRPGやってるんだから違う設定にしようぜ」


 という事で忘れていたけど経歴表を振る。


ムギ「経歴表?」

ウーロ「このキャタの過去を決めるんだよ。それもルールで決まってるんだ」

ムギ「そうなんだ。ムギちゃんの過去か……どんな感じなんだろう」


 それでは皆で経歴表を振る。



⚀……⚅



 決まったのでまずは俺、リョークから。


リョーク「人々を救う為、魔物の戦い、消えない傷がある」

ウーロ「おおー、主人公やん」

ムギ「リョーク君かっこいい!」

リョーク「へへ、俺カッコイイな!」


 次にウーロ。


ウーロ「破産した、引きこもりで、異種族の家族がいる」

リョーク「いろいろ酷い経歴だな……」

ムギ「親のクレカでゲームに課金して凄い金額になってたって話を思い出したよ」

ウーロ「異種族の家族……それじゃあリョーク、これからリョークがワタシのお兄ちゃんで決まりね」

2人「え!?」

ウーロ「それじゃあ、お兄ちゃん。ワタシも自己破産してローン組めないから養ってね!」

リョーク「なんでだよ! というか、エルフの方が人間よりも年上だろ」

ウーロ「いいのいいの! エルフ的に見たらワタシの年齢は若いから」


 っと言いながらウーロちゃんはリョークの腕に抱きつきます!


リョーク「おい、ナレーションまで入れるな!」

ウーロ「ロールプレイロールプレイ!」

ムギ(リッカちゃんちょっと積極的過ぎない!? そうか、そういう風にキャタに絡んでいくんだね……ま、負けてられないかも)

※キャラクター同士の絡みは互いの同意のもとで行いましょう。


 気を取り直して最後にムギの経歴。


ムギ「家族を全員失い……異種族の街で育ち……異種族が好き……ムギちゃん可愛そう!」

ウーロ「なんか1人だけ重そうな設定になったね」

リョーク「凄いヒロイン力が高くなったなムギ」

ムギ「きっと、ドワーフの家族が死んでからリョーク達のいる人間の街で育ったんだね……」

リョーク「お、おいマユミ! 感情移入してシートをグシャグシャにするなって!」

ムギ「そして、家族みたいにリョークの両親に育てられて、リョークのことに淡い恋心を抱いたんだねきっと!」

ウーロ「うお……意外としっかりストーリーを考え始めてるねマユちん」

リョーク「しかも恋愛設定もしっかりつけてきたな」

ムギ「リョーク君! ウーロちゃん! ふつつか者ですが、よろしくお願いします!」


 わ、わかった。

 とりあえず、俺達は昔からの馴染で世界平和の為に冒険者になった。

 そして、駆け出しのリョーク達は冒険者ギルドで初心者用の依頼を受ける。



〈冒険者達の経歴が決まった〉

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