つける前

李仁と湊音の場合(つける前)

 今夜の導入は李仁から。

 明日は李仁休みの日なのでまったりマッサージをしあいながらボディタッチ多めにしていき、キス、ハグ、何度もキス。

 ひんやりとした夜は毛布の感覚が気持ちよく温かい。それを背中に感じ、重なる李仁の素肌が触れて腰の下にブランケットを敷かれて李仁からのたくさんの愛を受けて湊音はもう我慢できなくなる。

「欲しい?」

 とわざわざ確認してくれる李仁に微笑む湊音。

「自分の口から言ってちょうだい」

「……ほしい」

「素直でよろしい」

 と頭を撫でられた湊音は顔を赤らめる。


「ちょっと待っててね」

 李仁の手つきは早い。

「待てる?」

「……待てないー」

「ふふふ、さっきまで恥ずかしがってたくせに。……おまたせ」

「はやっ……あっ……」


 2人は名前を呼び合い湊音は次第に痛みから快楽に。2人脚を何度も絡ませ重なり合って果てた。


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