病み母の熊娘 サイクマ(魔法少女編)
ポスターのパズルを攻略した路地花達。
ガラスの棺から、二人の魔法少女が現れた。
右にいる魔法少女は、白いリングと赤いショートヘアーと白いドレスをした魔法少女。
左は、黒いリングと青いショートヘアーと黒いドレスをした魔法少女。
どれも、神魅羅県の住人似た姿だ。
すると、左の魔法少女が手から青い血を出した。
「この紙くずは、邪魔だ。レベル9ブラッドスコール! 」
ザバアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーー!
ザザアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーー!
「ううん…………」
「いきなり攻撃? 」
「青いに鉄の匂い。僕の殺意がかけたたれるよ」
スジャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーー!
ブジャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーー!
天井から降る青い血によって紙くずは粘土のようにぐちゃらどろ。
みんなの足が床につくまで降り注いだ。
ブシュゥ…………
青い血の雨が止んだ。
そして、棺から現れた魔法少女が自己紹介をする。
「我の名は、赤血の魔法少女アベク」
「我の名は、青血の魔法少女エクワイズ」
「吸血の女神カミラに使える下級女神である」
「選挙を行いたければ、我を倒せ! 」
吸血の下級女神とのバトルが始まった。
最初に動いたのは、アベク。
アベクは、背中から大量の赤い血を吹き出した。
「レベル9赤血の両翼! 」
バサーーーーーーーーーーーーーーーーン!
「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 」
アベクは、血の翼を羽ばたかせてサイクマに突っ込む。
「ふふん♪」
しかし、サイクマ何も動じなかった。
むしろ、殺したい気持ちでいっぱいなのである。
「よっと! レベル5マギアチェーソーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー! 」
「何? 」
ギュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!
ブシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!
「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……」
サイクマは、アベクを馬跳びのようにかわす。
それで、かわした同時にアベクはの頸動脈をチェーソーで斬る。
そして、アベクは意識を失って床を跳ねながら落ちていった。
バタンッ……バタンバタンッ!
「…………………………………………………………………………………………………………」
「アベクは、みっともない。今度は、我からだ」
エクワイズは、手から出た青い血で武器を作る。
「レベル9青血の短剣! 」
と、そのタイミングでアルゴは、左手で十字架を三本飛ばした。
「甘いわ! 」
キンキンキンッ!
エクワイズは、短剣で十字架を全て弾き返す。
「冒険者よ。これまでのようだぁ! ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ! 」
アルゴの攻撃を防いで調子に乗ったエクワイズ。
だが、それはアルゴの作戦だった。
「ふふん♪ 下を見なさい! 」
「ハハハハ………ううん? 」
エクワイズは、足下を見た。
何とそこには、ビクビクと動く心臓が落ちていたのだ。
「レベル10鶏と林檎! 」
ビュン! グシャッ!
「ブッブホオォォォォォォォォ…………な、何をしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」
「心臓と十字架を入れ替えたのよ」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」
ドタアァァァァァーーーーン……………………バフンッ………………
アルゴとサイクマの活躍で、二人魔法少女を倒すことができた。
「やったあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 」
ドンッドンッドンッ!
嬉しそうに跳び上がる路地花。
しかし、サイクマは、路地花の行動を知っていた。
「レベル5マギアチェーソー! 」
ギュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!
「うわぁっ! 」
ムカついたサイクマは、チェーソーが首に当たるギリギリまで近づける。
それに驚いて、路地花は、尻もちをついた。
「安心して、寸止めだよ! 」
「死ぬかと思った…………」
「それに、路地花は何もしてないよね! 」
「ごめん、サイクマ! 」
「次は、頑張ってよ! 」
「うん! 」
路地花が立ち上がる様子を見ながら、サイクマは優しい言葉をかけた。
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