子護りのミノタウロス娘 カミス(ボス編)
屍鳥海賊港船着き場。
黄色い建物の外で大きな船が浮かんでいる。
その前に、船より大きい黄色のウミウシが堂々と道を塞いでいた。
「そこのウミウシ。海賊のアジトがあったところへ行くために道を譲ってくれないか? 」
「早く船に乗りたいんだよ! 」
ブンブンッ!
話を聞いた黄色いウミウシは、大きな頭横に振る。
そして、テレパシーで自己紹介をした。
「我が名は、アデ。屍鳥海賊港の主である。レベル5シェイプシフター! 」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオォォォォォォォォォ……
ボワアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!
アデは、巨大なウミウシ娘に変身。
黄色いショートヘアーとピクピクと動く黄色い耳、お尻にある黄色いヒラヒラと黄色い肌をした全裸の爆乳娘である。
「この先を通りたければ、我を倒してくれ! 」
「うん!! 」
「全裸は、プーカのアツでなれてるわ」
「早く倒そう! 」
路地花達四人は、戦闘態勢に入った。
アデとのバトルの始まりである。
最初に動いたのは、アデ。
アデは、胸や口、膝や手、腰から水の玉を作る。
「では、あたしから行くぞ! レベル8海賊船の主砲! どりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 」
アデが放った水のビームは、煉瓦の地面目がけて発射。
しかし、路地花達は足下に避難したことでビームを回避できた。
「ここから、反撃だな! 」
「うん! 」
「アルゴさん。ジャスと戦った時に使った魔法をお願い! 」
「任せてザザ! 」
アルゴは、ロープで繋がった大きな船を指差す。
そして、ジャスと戦った時に使った魔法を使った。
「レベル10鶏と林檎! 」
ビュンッビュンッ!
ゴボオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!
ボオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!
アデは、海の奥へと沈んで行った。
その間に、空から大きな船が落ちてくる。
ブウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!
「危ない! レベル9牛娘のビビ! 」
ドオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!
「うわあっ! 」
路地花は、驚いて尻もちをついた。
しかし、カミスの腕力強化の魔法によって大きな船を見事キャッチ。
「よっと! 」
ドボオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!
船を海に戻して、準備完了。
路地花達は、やっと屍鳥海賊のアジト跡にいけたのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます