コラボ回前編☆ 使山にお客さんみたいですっ
皆さんおはようございます!本日の朝は特にモーニングコールも無く、気持ち良い目覚めでした!
依頼人さんは後でしばき回したいですね!まあでも報酬は頂けたのでよしとします!
それはさておきですが、今日は珍しくバイトがありません!
惰眠を貪るのもいいのですが、私としては過労死寸前まで沢山バイトをしたいですね!
とは言いましても、前回のお仕事で汚れちゃった服や、武具のお手入れをしないといけないので、今日に限っては都合が良かったです!
結局使わなかったサプレッサー付きのGlock19も、支給品なので手入れしないといけませんしね。ハンドガンのメンテナンス経験は浅いのですが、頑張ってやる事にします!
こういう事になるのならば、ロマンに目を眩ませずに、堅実な銃を持っておけば良かったですかねぇ……。
いやぁどうでしょう。こうでもしなきゃ生き残れなかったですから――
「ドォォン!!」
そうして呑気にメンテナンスをしていると、突如として地雷の爆音が轟きました。
自分で埋めたものながらちょっとびっくりしましたが、神社にある双眼鏡を手に取り、音の方向付近にフォーカスします。
そこには無惨に足をないないして座っている少年……?高校生……?がいました。
使山の噂を聞いてやって来たただの噂好きなのかなと私は思い、特に気にもせずメンテナンスに戻ります。
「ドン!ドン!ドン!ドン!」
すると今度は地雷が爆発する音、それと同時に僅かながら聞こえてくる銃声が何度も聞こえてきました。ここまで地雷を爆発させられると、爆発音が強すぎてやや難聴になりそうですね。
何か今までと違いますねぇ。
私は再び双眼鏡であの少年を覗いてみることにしました。するとあら不思議。足が治癒してすっかり立ち上がり、手にハンドガンを持った少年が立っていました。
「まずっ!研究所の刺客ですかぁ!?」
私はメンテナンスが終わった対物ライフルと、神社にしまってあるS&W M500というリボルバー、パワードアームをすぐさま装備します。
「何事も無ければ良いんですけど……いや。何事しかありませんね。ふぅ……」
取り敢えずパワードアームは起動しておきましょうか。
「パワードアーム・フェーズ2、起動」
パワードアームの出力を上げて起動した後、私は神社の物陰に隠れ、刺客であろう少年を待ちます。
いつもより念入りに息を殺して……。少年くんに気づかれないように。
……何もありませんよね!?変なことに絡まれてませんよねぇ!?
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