魔術講義 Lesson1 (用語説明)
魔術…魔力を用いて発動する技術の総称
錬金術 召喚術 呪術 結界術 物質操術 etc
が含まれる。魔術でできることは結果の面を見れば科学でも実現可能。
魔術を扱ううえでもっとも重要なことのひとつはイメージであり、例えば火を扱う魔術の場合、火の形状の変化、色、熱さなどより鮮明にイメージした方が、消費魔力も少なく効果的に魔術を使用することが可能
魔力…エネルギーの1つ。魔術を使用するうえで必要不可欠なもの。生物の体内で生成される体内の外の空間内にも微量ながら存在している。
魔力の貯蔵可能量や魔力の質は人によって異なってくる。
属性…生物個々が持つ魔術の方向性。
この属性によって自分はなんの魔術に向いているのかを判断する。また、自分にない属性の魔術も使おうと思えば使えるが、その属性を持っているものよりも当然ながらうまく使用することは出来ない。
(練度にも影響される)
魔術師とされるもの達は普通は属性を2つか3つもっている。
七属性…魔術の属性の中でも大半の生物が持っている属性で 火 水 風 地 光 闇 無 の7つである。
その中でも火 水 風 地 のいずれかを持っているものは全体の8割を占める。
ゆえにこの4つだけで四大属性という者もいる。
また属性ないで『水は火に強い』など相性のようなものはない。
全てを制するのはイメージと練度そして魔力である。
魔術協会…この世界に存在する魔術また魔術的な現象 遺物を秘匿 研究 開発 記録を目的とする大規模組織。魔術師の育成と教育も行っている。
世界各国に支部があり、ヨーロッパに主要機関が集まっている。
魔術とは無関係の人達からはほとんど認知されていない。
魔術師…魔術協会により魔術を規定の上で使用 研究することを許可された者。大抵は魔術協会の教育機関を出た者か魔術協会に所属する魔術師から手ほどきを受け協会側から魔術師の認定を受けた者のどちらかだが、自身の研究成果を手土産に魔術師になるものも少ないながら存在する。
魔術使い…魔術協会に所属していないが魔術を使える者たち。魔術の秘匿を脅かすとして協会の粛清対象となるが、魔術協会が認めていない研究を行えたり、魔術の使用に制限がないなど恩恵はある。
魔術使いになる理由は人によって様々である。
魔法…魔力を用いておこす現象。
魔術と異なるのはそれが現代では魔術でも科学技術でも実現不可能なものである点である。
また、それは現代では解き明かすこのできない法則の上に成り立っている。
同じ魔法を使えるものは一世代一人までとなっている。
現在魔法は魔術協会が認定しているもので7個、それ以外も含めると13個存在している。
魔法使い…読んで字のごとく、魔法を使う者。
全ての魔術師が目指す到達点。魔術協会に所属している魔術師は数人いるが魔法師とは呼ばれない。
魔術式…魔術師の家系には研究によって一般的な魔術とは別に自身の家専用の魔術を作ることがある。
それは存在自体が宝であり、門外不出の魔術師達にとって最も大切なものの一つである。
魔術紋…魔術式をより効率的に用いる上で必要となる紋様。専用の機材で体の中に紋様を刻むことによる体の神経への作用によって魔術のイメージを無意識下で行えるようにする。
魔術式は各々の家系で作られているので一般的な魔術と比べてイメージすることが難しいためこれを用いて魔術を使う難易度を下げる。
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