⑦「座敷わらし?」(中編)

そうなんですよ!奥さん^^;w

ついに!得体の知れない子供達が入ってきたのです

目をつむってたので、はっきりとした人数はわからないけれど

2~3人?もしかして・・3人??

男の子なのか?女の子なのか・・そこも分かりません


とにかく彼らは・・寝たふりをする私を尻目に

「キャッ、キャッ、ドタドタ」と・・

そこらへんを2周くらい走りまわりました・・

分かりますか?このリアルな感じ・・

だってすぐそこにいるんですよ・・(汗

今、目を開けたら絶対に見ちゃう!

(早くいってよ)

私は固く目をつむりました


そして3周目に突入・・

その時、異変が起こりました・・

なんと!彼らの足音と笑い声がピタッと止んだのです


ひたすら目をつむる私・・

そんな私でも明らかに彼らの動向が見て取れました

見て取れるというか・・感じました・・。

彼らは今、確実に私の前に立っています・・

そして、私を覗き込んでいます(XX


わずかな時間だったとは思うのですが

私にとっては何時間にも匹敵するような

長い長い時間に感じられました


(絶対に気どられてはいけない)(XX

(早くいってよ・・もう・・)(TT

(あーっ、見てる見てる・・)(><


わずかの間に色んな感情が浮かび消えました


その静寂が突然破られる時がきました


「キャッ、キャッ、」「ドタドタ」


急に走り出した彼らは

(閉じた)ドアを再びすり抜けると、その向こうに

気配もろとも消え去ってゆきました


私はムクッと起き上がり

あたりを見渡しました・・

いつもの茶の間の風景が・・がそこに広がっています


(何だったの??今の??)(XX

ただただ不可思議でしょうがなかったです!

(座敷わらし?でもウチ、そんなに栄えてないし・・)(TT


前回書いた「赤いコート」はこの目で目撃した唯一の出来事

この「座敷わらし?」は耳で聞いた唯一の出来事・・となります・・。


そしてまだこれには後日談があります!

そうです!

例の「霊能力がある友人(同僚)」がまた登場します^^


●座敷わらしだったのか?

●なぜ?家に出たのか?

●見た目は?

●女の子?男の子?


そこら辺の疑問を全て友人が解消してくれました

ではまた^^



































  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る