⑥「座敷わらし?」(前編)

このエピソードは・・娘達が小学生の頃だったので

もう30年前くらいの出来事です

午前中・・家事もひと段落ついた天気のいい日・・

(ちょっと休もう)

私は長いすの上にゴロッと横になりました

(あっ、北枕だ)と一瞬思ったのですが

そのまま目をつむりました


当時、

父と母とダンナは仕事に娘達は学校に・・

家にいるのは私ひとり・・

玄関の鍵もかかっている・・

家にひと時の静寂が訪れました

だけど・・

ゴロッとしてから数分後・・

突然、ドアを隔てた短い廊下の向こうから・・

突然!子供達の笑い声が聞こえてきました

2~3人くらい?

小さな子供達が追いかけっこでも

してるのでしょうか・・

「キャッキャッ」と笑いながら「ドタドタ」と走っています

しかも、その笑い声と足音は確実にこっちに向かって来てます


(えっ@@ )


どう考えても我が家に小さな子はおりません!

隣にも近所にも小さな子はおりません

しかも玄関には鍵がかかってるので、

たとえ・・いたとしても入ってこれないはず・・。

(何なの?コレ)(XX


「キャッ、キャッ」「ドタドタ」

とにかく今、小さな子供達の足音と笑い声が確実に

迫ってきています

もうどうすることもできません(><


私は最後の手段!

寝たふりをすることにしました(おいおい)


緊張は最高調に達しています(><


そして・・彼らは・・

閉じてるはずのドアを擦りぬけ(この時点で人間ではない)

ついに!この茶の間に入ってきました

(XX






















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