⑤「知らずにどなった」

エ~ト・・この話は・・

ダンナがまだ現役の頃だったので・・

かれこれ12年くらい前でしょうか・・??


当時、母はすでに他界していて

1階では父が・・

2階で私達家族(5人)が暮らしていました。


明るくにぎやかで活発な当時アラサー?の娘たち


その夜・・10時半すぎくらいだと思いますが

ダンナは翌日の仕事に備え、すでに就寝していました


この時間になると私はいつも

ある事に心を砕いていました

それは起きている娘達が

大きな声を出したり、騒いだりしないように

なぜかというと・・

せっかく寝入ったダンナがソレで目を覚まし・・

翌日の仕事に支障が出たら元も子もありませんから


~~とはいっても、娘達もその状況は分かっているので

意識的に騒ぐということはありませんでした


だけど!その夜・・10時半・・。

私と次女はふたりでこっちの茶の間に

長女と3女がドアを隔てた向こうの部屋に

ダンナは違う部屋ですでに就寝・・

父も階下ですでに就寝・・

そんな構図の夜・・10時半・・。


突然!茶の間のドアがものすごい勢いで

ドンドンドンドンと何回も強く叩かれました


(何やってんだ)(怒)

一緒にいた次女もびっくりしてました

ドンドンドン・・


(この音でダンナが起きちゃう)

そう思った時、私の堪忍袋の尾が切れました


私はドアを開けると・・誰もいなかったにもかかわらず

絶対に「長女と3女の仕業だ」と思い込んでいたので

大声で腹の底からどなりました

「うるさい!何時だと思ってんだ!静かにしろ」

(逆に寝ているダンナが起きてしまう音量^^;w)


一気に静寂が訪れました・・シーン・・

以降、何ごとも起こらず・・

平和な夜が過ぎてゆきました


一件落着で終わるはずだった。。

出来事だったのですが・・

翌日・・娘たちの間で・・

ある疑惑が持ち上がりました

そして、思いもかけない真相が判明したのです!


「その夜は誰もドアを叩いていなかった」


~~と言うのです・・@@

次女は私の傍にいたのでシロ!

長女と3女も部屋でおとなしくしていたのでシロ!

もちろん父とダンナは寝ていたのでシロ!


じゃ誰がドアを叩いたというの??

そして私がどなって・・シーンとなった・・

あの状況をどう説明したらいいのだろう??


あれから12年・・

今だに・・出ます・・この話題が・・(XX

「ドアを叩いたのは誰?

「知らなかったとは言え怒鳴ったから幽霊退散しちゃったね」


(幽霊をどなって退散させた女)

あの夜の出来事はたぶんこれからも

ずっと語り草となることでしょう・・


ではまた^^





















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