用語一覧
人物解説
アインツィヒ・フォン・シル・バルティア
17歳男性。日本人の前世をもつ転生者。
転生当初は異世界に興奮し、剣と魔法と極めようとしたが、才はなく挫折。
方針を転換し、前世の知識を生かし知識チートで程々に生きて行こうと思っていたが、乱世の世でそのような生き方は許されず、戦乱に巻き込まれていく。
ギルバート・ガド・ヴァイワール
41歳男性
アインツィヒの父親にしてヴァイワール伯爵家当主。
当代きっての剣の使い手で、王国に数十人しかいないと言われるオーラソードの使い手。腕っぷしだけでなく策略高い一面も併せ持つ。
ヨゼフ・ガド・ヴァイワール
22歳男性
アインツィヒの兄でヴァイワール伯爵家嫡男。
かなり、剣の腕が立ち人望も高い。
ルメール・ケルマン
20歳男性
アインツィヒの兄でヴァイワール伯爵家の三男。
伯爵家随一の魔法の使い手であったが、その強さも相まってお家騒動の下になると考えで、継承権放棄の上で男爵家の婿入りさせた。
本人は権力にはさほど興味はなく、自由気ままに生きている。
ヘルベルト
64歳男性
元伯爵家の騎士にて現バルティア公爵家の筆頭騎士。
アインツィヒの幼少期から付き従っており、主人公を鍛えた。
剣の技量はオーラソードを扱う伯爵のような強さはないが、体内でオーラを使った肉体バフを掛けることができ、騎士の中でも猛者として知られる。
長年伯爵家に仕え、多くの戦場を渡り歩いたが故、知識経験共に豊富でよく主人公の相談相手となっている。
ヴェルナー
17歳男性
アインが俺にも子分が欲しい!という思いからスラムで拾ってきた孤児の一人。
何人かいる家臣の騎士の中でもヘルベルトに次ぐ剣の使い手だったが、クルトにその座を譲った。
性格は猪突猛進タイプの忠犬。
言葉遣いは何度か矯正しようと周りが努力したが、治ることはなかった。
エーリッヒ
19歳男性
アインが拾ってきた難民の一人。以前の経歴は不明の謎多き人物。
家臣になってから四年ほどしか経ってないが、頭が切れ魔法が使える。
新参でありながら信頼厚く、家臣団の中でヴェルナーと双璧を為している。
クルト
19歳男性
元はワーレン侯爵家に仕える騎士だったが、主家が滅んだため、放浪の騎士に。
武の名門のワーレン侯爵の騎士だったこともあり、腕はかなりなもの。
悲しい過去を抱えている。
レイラ・フォン・シル・バルティア
17歳女性
バルティア公爵家の令嬢。アインツィヒの結婚相手。
箱入り娘として育てられ、父親は外交の道具としか考えておらず、あまり愛を向けられなかった。
父親の死も悲しくはあったが涙は流さなかった。結婚相手となったアインツィヒを当初は警戒し拒絶していたが、アインの気遣いで少しずつ心開くようになった。
メリア
37歳女性
長年バルティア公爵家のメイド長を務めていた。
当時から、他者を避けていたレイラのことを気にかけており、レイラの母親代わりを務めていた。
ミミ
16歳猫耳少女
レイラの専属護衛として幼少期から仕えている、
レイラの数少ない友人の一人。
ハイネマン司教
35歳男性
アリエスト教の司教でシルリア地方の教会のまとめ役。
人望も厚く、みなから信頼されている。
ヤコブ
39歳男性
金羊商会の会長。
バルティア公爵家と長年の協力関係を続けていたが、バルティア公爵家の没落と共に商会も傾く。バルティアと手を切ることも考えていたが、主人公と面会し、可能性に投資することになった。
ミハイル
22歳男性
ヤコブの息子。一応金羊商会の副会長。
多分あんまり出ることはない。
グレゴリー
グレゴリー傭兵の団長。
腕もそこそこで頭が輝いてる。それぐらい。
王太子
オーランド王国の王太子で自らを王と自称する。
不健康な見た目だが、瞳がギラついており、王位に固執している。
名前が出ることはないかも…
ジーク・フォン・ゲラム・オーゼンハイム
18歳男性
腕が立ち、カリスマ性があるが、側室で5男ということもあり冷遇されている。
なにやら野心があるようだが、この先どうなることか。
アインのことをかなり高く評価している。
カーラ・マルネン
17歳女性
ジーク王子の婚約者。
冷徹な美女という印象を受ける。
言葉遣いや立ち振る舞いから高い知性が見受けられる。
ウォルフ
バルティア公爵領の獣人集落のまとめ役。
獣人の身体的特徴を生かして、諜報などに活躍。
地理的解説
シルリア地方
オーランド王国の西方に存在する豊かな穀倉地帯一帯のことを指す。
少し西に行けば海もあり、この地域は海賊なども跳梁跋扈していたが、王国が平定し、一部の海賊は貴族として召し抱えた歴史を持つ。この地域を統制するために当時の王弟が興したのがバルティア公爵家。
オーランド王国
主人公の属する王国。物語の舞台。
王家の力が弱く、どちらかというとオーランド地方における貴族連合というのが正確な所。
内乱の原因も国王が後継者を決めぬまま逝去し、王の弟であった大公と、王太子の争いが発端。20年ほど続いているが決着は未だついていない。
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