毎度返信助かります。
お陰で伯爵の考えが分かり、色々な部分が繋がり、やっと色々腑に落ちました。
読み手としては公爵領はダメで元々、復興できて配下に出来れば儲けもん位に思っていたんですが、はなっから興味もなく、唯の捨て石の時間稼ぎでしか無いと言うのでしたら確かに話しは変わってきますね。
しかしながらそれを“キチンと”知る手段は主人公にあったのかという点で疑問が残ったりもします。なので、例えば父親に会議中などでもさらっと探りを入れる様な物があったりすると良いなぁって思います。(もしかしたらその前などで既にあって読み飛ばしてしまったかもですが)自ら公爵領をディスりながらとかだと聴きやすそうな感じはしますし。
教会との接触にも納得しましたが、主人公の視点からその策を導く為の思考プロセスに色々説明が無いと納得し難いので、色々言い訳があると読み手としては納得しやすくストレスフリーです。
例えばなのですが、教会に借りを作ることが逆にメリットになる様な思考が入ったりすると納得しやすいです。教会という大宗教を敵に回したく無い。その為に有効な人間関係を構築する上で借りた返したというのは分かりやすい。こちらに借りがあったりする状況で無闇に敵と認識することはないだろう。とか、借りた返したは強固な人間関係を素早く構築する為の第一歩でもある〜などなど〜。
そんなのがあると読み手としても納得しやすいのであると嬉しいです。
それがあるだけでもやべえ集団に漠然と借りを作る恐怖が薄らぎます。
後々の為にここで繋がりを作りたいと言うのは作り手側としてもどうしても起こりうる事象ですが、それを如何に矛盾なく出来るかが作者としての腕の見せ所だと思いますので、様々な言い訳はあればある程読み手としては納得し易いです。(沢山作り過ぎて矛盾が出そうになると厄介ですがー)
ですが、一番の収穫は無自覚御都合主義無双じゃ無いことが分かったのが何よりの収穫です。自分は大っ嫌いなので(特に無自覚が)。色々考えた上でそれを超える収穫があったのは構わないんですが、頭空っぽの主人公がなしたのが全部良い方に行く物語を見てると反吐が出るので、そうじゃ無いのがわかったのはとても大きいです。
ネタバレなき様に色々工夫しながら説明頂きとても助かってます。
これからも応援しています。
あ、星3つ入れておきました!
作者からの返信
感想ありがとうございます。
感想欄でこういうやり取りをすると自分の作品読んでもらえてるんだなと実感してとても嬉しいです。
父親が確かに公爵領に価値を見出していないシーンは1話目の「名さえ残せばそれでいい」ですが、このシーンは老執事と伯爵の会話のシーンであり、主人公はいないので、どうして主人公はそう考えたのかと言われると確かに説得力に欠けます…。難しいことなのですが、伯爵はほとんど公爵領に興味がないというか、公爵領を気にする暇があったら自領の騎士不足を気にしろよという話で…。公爵領の話もほとんどなく、主人公の農業の試みや志願兵の制度などそちらの話がほとんどです。
宗教に関しては、手伝ってもらう代わりに寄付を行うなど借りっぱなしという状況を解消することで、納得感を出していこうかなと思います(まぁ政治と宗教が癒着する状態を助長するだけですが)
こう言った感想は自分自身の考えを整理することにもつながりとても感謝しております。
評価ありがとうございます。これからもどうかよろしくお願いします。
獣人差別してないで早く内乱終わらせろよ笑