第42話 エロス42パーセント!
♥100記念爆速更新!
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「じゃ、今度はお姉ちゃんと弟君だよね♪」
ニコニコ笑顔で、日葵姉は俺の手を取ってきた。
弁護の余地がないスレンダー爆乳爆尻の日葵姉がボディライン丸出しのスーツで迫って来ると、有無を言わさぬ圧力に負けてしまう。
「お、う」
俺は手を引かれるがまま、テスト用コックピットへ入った。
コックピットの座席は前後に並んでいた。
前部座席は背もたれがなく、自転車のサドルに近い。
一方で、後部座席はゲーミングチェアのようにお尻も背中もしっかりとホールドしてくれるタイプだった。
日葵姉は前の席にまたがるので、必然、俺は後部座席に腰を下ろした。
「じゃあ行くよ♪」
日葵姉は両手を左右に伸ばして、肩の高さにあるハンドルを握った。
そうすると、両脇の間から横乳が溢れて、つい視線がいってしまう。
――萌花たちもだけど、背中からおっぱいが見えるってどんだけデカイんだよ……。
加えて、前部座席のパイロットはやや前傾姿勢の上、背もたれがないせいで、日葵姉の大きなヒップラインも丸見えだった。
思わず、男子たちの会話を思い出してしまう。
――こんな狭い空間で、肉付きのいいボディラインを強調した女の子と毎日一緒に……確かに、これはマズイな……。
仮にパイロット適性があっても、自分には無理だと悟った。
反面、外では銀さんが声を弾ませた。
「おぉ♪ これはすごい。シンクロ率17パーセント。二人には是非ともパイロットになってほしいねぇ」
「やった♪ 月城さんペアよりも、お姉ちゃんと弟君のほうが相性いってことかな?」
「いや、相性とイコールではないだろ?」
「だけど従兄弟なのに実の姉妹と同じぐらい心が通じ合っているってことだよね? これぞお姉ちゃんパワー♪」
両足をパタパタさせながら万歳をするおっきな子供を前に、俺は呆れながらも少し嬉しかった。
――そっか、俺と姉さんの心って通じ合っているんだな。
「つまりお姉ちゃんと弟君は両想い♪」
背もたれの無いサドルであるがゆえ、日葵姉はお尻を軸にしてくるんと反転。俺に抱き着いてきた。
「ちょぉっ、日葵姉! スーツ姿だから!」
ボディラインがわかるほど薄いスーツ越しに姉さんのIカップバストが暴れ回る。
俺の心臓はアバラと大胸筋越しに日葵姉のおっぱいの感触を感じているかのように脈動して、鼓動が頭にまで響いてきた。
助けを求めてドアを見やると、心愛が外から必死に開けるところだった。
「ひひ、日葵姉、あさとしが困っているから!」
「あれ? 心愛ちゃんも混ざりたいの? お姉ちゃんはいいよ♪」
「ふゃっ!? つつ、つきしろは、そういうわけじゃ」
日葵姉が自分の爆乳を下から持ち上げ強調すると、心愛は頭から湯気を出しそうな表情でうろたえた。
流石は日葵姉。
幼馴染である心愛の攻略法を熟知していた。
けれど、身内には無類の強さを誇る萌花にはむしろ好機だった。
「駄目だよ日葵姉! アサトシは無類の爆乳マニアのドスケベ星人なんだから! 日葵姉のおっぱいに興奮して下半身が大変なことになっちゃう!」
「お前は何を口走っているんだよ!? もがもが」
俺の口を手で押さえ、萌花は鬼気迫る表情で日葵姉に顔を近づけた。
「どうするの日葵姉! このまま舞花さんたちや銀さんのいる前でアサトシのアンダードラゴンをご開帳してもいいの!? いいんだね!? アサトシ恥ずかしくて日葵姉のこと嫌いになっちゃうよ!?」
「う~ん、それはちょっといやかなぁ」
日葵姉が悩み、力が緩んだところを萌花は見逃さない。
「はいはいはい、というわけで離れましょうね!」
素早く俺と日葵姉の間に両腕をねじり込み、体を押し込み、俺らを離した。
もっとも、日葵姉のおっぱいの代わりに、今度は萌花の爆尻がぶにゅん、と俺の下半身を押しつぶすようにこすりつけられて、俺としては何も解決していなかった。
――ぐっ、萌花のお尻……心愛よりもデケェ……。
萌花が日葵姉をコックピットから押し出し、ようやく危機を脱した俺も、コックピットから出た。
すると、銀さんが悪い顔を浮かべる。
「コックピットではお楽しみでしたねぇ」
「楽しんでません!」
「まぁまぁ、それで東雲姉弟、僕としてはキミらにも是非パイロットになって欲しいのだけれど?」
「やりまーす! お姉ちゃん、弟君とパイロットやりまーす♪」
「日葵姉は教師だろうが!」
しゅばっと右手を挙げる姉にツッコミを入れた。
「だいいち、日葵姉の腕前を考えたら、剣士として戦ったほうがいいだろ?」
「えへへ、弟君に褒められちゃった♪」
幼い笑顔でぺろりと舌を出す困った姉。
けれど、こう見えても国内屈指の剣士である。
左手のスモールシールドと右手のロングソードから繰り出される攻防共に完璧な立ち回りを突破できる人は、ごくわずかだ。
「でもでも、お姉ちゃんと弟ちゃんがギュノスに乗らないといけない場面があるかもしれないからスーツはもらっておこうね♪」
「銀さんに返せ」
俺は冷たく言った。
けれど姉さんはテンションを上げた。
「え? それは裸で乗ってほしいってこと!?」
銀さんも尻馬に乗っかった。
「まぁギュノスは本来全裸で乗るのが一番性能を発揮できるからね」
「誰か警察を呼べ!」
が、みんな何かイケナイ妄想をしているのか、のきなみ頬を赤らめた。
「ん? そういえば銀さん」
「なんだね萌花君?」
「今の実験で姉妹や従姉弟同士が成功するのはわかったんですけど、じゃあ幼馴染はどうなんですか?」
「うん? もちろん成功率は高いよ? 大切なのは血縁関係ではなく心のシンクロ率だからね」
萌花は、真紅の瞳の奥を黒く輝かせた気がする。
「じゃあお姉ちゃんとアサトシで成功するか試してみようよ♪ ほらほら乗った乗った♪」
「へ? も、萌花?」
「おいおい押すなよ」
「いいからいいから、萌花を信じるのです♪」
銀さんの許可も得ないまま、俺と心愛はコックピットに閉じ込められた。
仕方なく、俺はまた後部座席に座り、心愛は前部座席にお尻を乗せた。
――俺が前に乗るべきだったな。
さっきのクセで後部座席に乗ったのだが、そうすると心愛のセクシーなヒップラインと、両脇の隙間から見える横乳が悩ましい。
日葵姉と萌花が規格外なだけで、心愛も十分すぎる程に豊満だ。
「じゃ、じゃああさとし、よろしくね」
肩越しに、ちょっと照れた表情でお願いしてくる心愛。
ただでさえ可愛い顔でそんなおくゆかしい態度を取られると、ますます可愛く見えてくる。
「おぉ、まぁ肩の力抜けよ。どうせ遊びだし」
「う、うん」
と、頷いてから前を向いた心愛がもにょもにょと独り言を始めた。
「もしも、あさとしとパイロットになったら毎日こんな狭い部屋でふたりっきりに……うわぁ、うわぁ……それにこんな、え、えっちな格好で……うぅ、あさとし3年の間に背ぇのびて、かたはばもできて、だめだめ、こんなこと考えていたら、へんたいさんだよ……」
――やっぱり、俺らにパイロットは無理だな。
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一緒に剣の修行をした幼馴染が奴隷になっていたので がエロくて良いです。
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