第19話 エロス19パーセント! 爆乳過ぎてブラウス破れそう

18話1PV記念爆速更新!

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「イッェエエエエエエエエエエエエエエス♪」


 俺らが集合場所に戻ると、バスティさんは歓喜の悲鳴を上げて喜んだ。


「まさかファイアドレイクの頭蓋骨をゲットできるなんてラッキーデース♪」


 バスティさんは子供みたいにはしゃいで跳びまわる。

そうすると、アメリナ超大爆乳が上下左右、縦横無尽に暴れ回り、ブラウスが今にも爆散しそうだった。


 ――デケェ。


 たださえ超ド級の金髪碧眼美人で、男性なら誰もが本能を刺激されるような容貌なのに、そこに規格外の爆乳が加わると、嫌でも目で追ってしまう。


「アン♪ ベリーサンキューねアサトシボーイ♪ キスしてあげマース♪」


 言うや否や、爆乳がダイナミックに飛び跳ねてきた。もとい、バスティさんが俺に抱き着いてくる。


「のわっ!?」


 どたぽぱんっ! という効果音が聞こえそうな勢いで、爆乳は俺の胸板に激突して押し広がった。


 俺の胸板全体を包み込めるほどの面積を誇るバスティさんの乳量と、その抜群の低反発力に脳髄がトロけそうだった。


 ――き、きもちぃいいい! これが女の人のおっぱい、いや、爆乳の感触なのか!?


 今までに感じた何よりも柔らかくて、同時に心地よい弾力を提供してくれるおっぱいの感触に、俺は不覚にも全神経を持っていかれそうだった。


 さらに、バスティさんのセクシーな唇が俺の頬に何度もキスをしてきて、そのみずみずしさに顔が沸騰しそうだった。


「ちち、近いですバスティさん!」

「離れて離れて!」


 心愛と萌花に引き離されても、バスティさんは反省することなくニコニコ笑顔だった。


「文句なしのユーたちの優勝デース♪ ユアナンバワーン♪」

「うっし」


 俺がガッツポーズを作ると、アメリナが悔しそうに舌打ちをした。


「このワタクシを上回るなんて、あの男、どんな卑怯な手を使いましたの……」

憎しみ滲ませた声に、俺はアメリナの前に立った。


「言っておくけど、俺らはただモンスター倒しながらダンジョンの奥に行っただけだぜ。特別なことは何もしていない。それと、俺らに嫉妬しても意味ないぜ」

俺は、勇者リコリスを思い出しながら飄々と言った。


「俺よりお前より強い奴も、意外と結構いるからな」

「なっ!?」


 言葉を失うアメリナに背を向けて、俺は心愛と萌花の元に戻った。



 しばらくして、生徒たちが三々五々散るようにして解散する中、俺らも帰ろうとすると、不意にバスティさんが声をかけてきた。


「待ってくだサーイ。ミーはユーの命魔術に興味がありマース。ちょっと残ってくれないデスカ?」


 この問いかけには、ちょっと悩んだ。

 あまり力のことは公にはしたくない。

 けれど、俺自身、自分の力についてもっと知るべきだとも思っている。


「研究内容をバラまかないならいいですよ」

「イエス♪ あと骨を運ぶの手伝ってくだサーイ♪」


 バスティさんの背後では、助手君が一人で生徒たちが集めた骨を次々トラックに積み込んでいた。

 独りで行うには、辛い重労働だろう。


「わかりました。じゃあ二人は先に帰っていいぞ」

「つ、つきしろも手伝うよ」

「ツキシロも」

「じゃあみんなでちゃっちゃと片付けるか」


 こうして、俺らは五人で骨をトラックに積み始めること30分。

 大半の骨を積み終えると、バスティさんが手を叩いた。


「ミナサン、サンキューデース。あとは助手君に任せて、クエスチョンタイムデスネ。アサトシくんの力は傷を回復させられるそうですが、それは回復魔術よりも効果が高いですか?」


 手にしていた骨をトラックの荷台に置くと、俺は両手の汚れを払いながら首をひねった。


「そうですねぇ。半分正解って感じですね。再生速度や重症度合いは、たぶん一流の回復魔術師のほうが上です。けど、俺の力には再生可能範囲が広いですね」


「ホワッツ?」


「たとえばたとえば神経が切れて指が動かなくなった人にいくら回復魔術をかけても効果はゼロですよね? 回復魔術に神経細胞を治癒する効果はないからです」


「ハイ、その通りデース」


「だけど俺の場合、俺が未熟だから神経を再生できないだけで、効果はあるんです。転校前に試す機会があったんですけど、相手は指のしびれが気持ち和らいだ気がするって言っていましたから」


「ワオ! それはエクセレント♪ じゃあミスターアサトシの研究をすればいずれ世界中の後遺症に苦しむピーポーが助かりマスネ♪」


「だったらいいんですけどね」


 バスティさんは誕生日の幼稚園児のように万歳をして喜んだ。

 本当に、年齢を感じさせないほど無邪気な女性だ。


 顔は美人なのに表情と言動が可愛らしい。

 憧れと庇護欲両方を刺激されてしまい、困ってしまう。


「あさとし、引っ越したあと、そんな凄い力に目覚めていたんだ」

「まだそんなびっくり要素が……」


 バスティさんの近くで、心愛と萌花も感嘆の溜息を漏らしていた。

 二人に話したように、俺は自分の力をあまり公表したくない。


 他人を強化したり、治療する便利グッズ扱いされたくないからだ。


 でも同時に、本当に苦しんでいる人がいたら助けてあげたいとも思う。

 そのバランスをどう取るか、悩ましいところである。


「逃げてくださぁあああああああああああああああい!」


 耳をつんざく突然の絶叫に視線を向ける。


 トラックのほうから、助手さんが手足をバタつかせながら血の気も失せて走って来る。


 一体なんだと思っていると、彼の背景では、トラックに積んだはずの骨が動き出していた。


 骨の山から、俺らが運び出したドラゴンの頭が這い出し、鎌首をもたげるようにして立ち上がっていく。


 首から下の骨は持ってきていない。


 他の生徒達が持ってきた、他のモンスターの骨が無数に集まり、塊り、疑似的な骨格を構成していた。


 ドラゴンは寄せ集めの体で頭を持ち上げ、ついに元の体高を取り戻した。


 二階建ての家も見下ろせそうな高みから、ドラゴンの頭蓋骨が無機質な伽藍洞の瞳で俺らを見下ろした。


「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」


 無言の咆哮。


 それは声帯ではなく、全身を形作る無数の骨が震動し、世界に告げる死の叫びだった。


「ドラゴンゾンビ!? いや、骨だからドラゴンワイトか。どういうことですかバスティさん!?」

「ミーにもわからないYO! でもとにかく逃げないと!」


 尻に帆をかけ逃げるバスティさんに、同じ魔術師の心愛が素っ頓狂な声を上げた。


「え!? バスティさん戦わないんですか!?」

「ミーは研究者であって戦士じゃないんだよYO!」

「そうなんですか!? じゃ、じゃああさとし!」


★本作のタイトルは予告なく変わる場合があるので、フォローをおススメします。難しい場合は作者名の鏡銀鉢で検索してエロそうなタイトルを選んでください。

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漫画【うしろの正面カムイさん】がエロスで除霊していく作品で全年齢対象だけど全編通してセクシーで素晴らしいです。

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