第13話 エロス13パーセント! 下着公開
12話♥1記念爆速更新!
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二人の暮らす女子寮へ足を運ぶと、さっそく俺は脱衣所へと通された。
「じゃああさとし、つきしろたちは晩御飯作っているか、シャワーはゆっくりでいいよ」
「おう」
心愛が脱衣所の引き戸を閉めると、外から萌花の声がはずんだ。
「今のやり取りなんだか同棲中の恋人みたいだね♪」
「や、やめてよ萌花、はずかしい」
「お姉ちゃんだって嬉しいくせにぃ♪」
「あぅぅ……」
三年たっても、心愛は妹のおもちゃのままらしい。
覆らない上下関係をほほえましく思いながら、俺は制服やシャツ、ズボンや靴下を脱いでいき、ボクサーパンツ一枚になった。
そこで、洗濯籠にひっかかる、妙なものに気づいた。
なんだろうと思い手に取ると、それは巨大なブラジャーだった。
タグには【G】の表記。
まずいと、反射的に洗濯籠の中に入れようとして、刺激的な赤いヒモパンが見えた気がした。
心愛に限ってそれはないだろうと、心愛の名誉の為に視線を外せずにいると、外から萌花の声がした。
「あれ? そういえばお姉ちゃん、朝シャワー浴びてたよね? その時のナイトブラとパンティってもしかして……」
「ッッイヤァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
汚れを知らないお姫様がオークに処女を破られる瞬間のような悲鳴を上げ、脱衣所のドアがズバシーンと開けられた。
そして、パンイチの俺と目が合った。
「あばっ!?」
心愛は両目が正円になるほど瞼を開けて全身をピーンと硬直させた。
彼女の視線は俺の下半身をロックオンしたまま、微動だにしない。
顔を耳どころか首筋まで赤くして息を荒げる心愛に、俺はどうすればいいかわからず両手の置き所に困りながら、一応は股間を隠した。
「こんな格好でごめん」
すると、心愛は目を開けたまま気絶していた人が意識を取り戻したようにハッとして、その鋭い視線は洗濯籠に向けられた。
「ダメェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッッッ!!!!」
心愛は水泳選手も真っ青の勢いで大ジャンプ、洗濯籠へダイブした。
ばさばさばさぁー!
「うおわぁ!?」
俺が身をひねって避けると、洗濯籠の中身が周囲にぶちまけられた。
白いソックスやシャツの中で、心愛はセクシーな赤いブラジャーとヒモパンを握りしめ、涙目になっていた。
「違うの違うの! これは違うのぉ! つきしろはこんな! こんなえっちなブラジャーとパンツはかないもん! これは、これはその、とにかくだから!」
大きな目から涙がぼろり、ぼろりとこぼれ落としながら、心愛は必死になって否定し続ける。
その姿はかわいそうであると同時に妙なエロさがあって困る。
パンイチの今、少しでも反応してしまえば即バレだ。
俺もどうにか言い訳をして心愛に出て行って欲しかったのだけれどうまい理由が思いつかない。
すると、そこへ天の声が降ってきた。
「アー、ソレワタシノシタギー、ナンデオネエチャンニギッテイルノー?」
芝居がかった棒読み口調で、萌花が脱衣所に入ってきた。
「イヤー、アサトシニワタシノブラトパンティーミラレテハズカシーナー」
「え? え?」
きょとんとする心愛の腕をつかむと、萌花は姉を立ち上がらせ、心愛はおっぱいをゆさゆさと揺らしながら、萌花は爆乳をばいんばいんと弾ませながら廊下へ退散した。
「ではおみぐるしぃものを~」
二人が姿を消した脱衣所で俺は思い出す。
「G……いや、あいつもっとあるんじゃ。いやいや忘れよう」
◆
俺がシャワーから上がると、脱衣所には男物の衣類が畳んで置いてあった。
バスルームのドアの音を聞いたのだろう。
ちょうどのタイミングで外から心愛が声をかけてきた。
「男の子用の下着とスウェット置いたから着ておいて」
「お前これ、わざわざ買ったのか?」
「訓練のお礼だよ」
あまりの至れり尽くせりぶりに、俺はちょっと以上に申し訳なくなった。
「どこまでお礼するんだよ? お前いつか悪い男に騙されるぞ」
「じゃあ騙されないようにお姉ちゃんを見張っていてよ!」
「ちょっと萌花ぁっ」
萌花の声に、俺はおいおいとツッコんだ。
「あと幼馴染だしこれからお互いの部屋を行き来することもあるだろうからお互いの日用品ぐらい持っておいたほうがいいと思うんだよね。だからあとでツキシロたちの替えの下着とパジャマ持っていくね♪」
「ちょっと萌花あぁあああ!」
心愛と萌花、姉妹の仲睦まじい喧嘩の声に、俺は苦笑した。
◆
「あ、あさとし、ミネラルウォーター冷えているよ」
俺がスウェット姿でリビングに顔を出すと、心愛が冷蔵庫から2リットルペットボトルを持ってきて、テーブルのコップに注いでくれた。
「ありがとうな」
「どういたしまして」
「心愛ってほんと、将来はいい嫁になりそうだよな」
「ふゃっ!? なな、なに言っているのあさとしってば! あはは、は、あれ?」
心愛の狼狽はほんの数秒、戸惑いと疑問の声に、俺も首を傾げた。
「どうしたんだ?」
「あさとし、これ」
見れば、コップの中の水は凍り、そこから細い氷の柱が立ち上っていた。
まるで、注がれる水の時間が止まったようにも見える。
しかも、心愛の持つペットボトルの中も氷に変わり、逆さまにしても水は一滴も落ちてこなかった。
「なんで?」
その疑問に答えるように、萌花が素っ頓狂な声を上げた。
「あぁ! お姉ちゃん、飲み物、冷凍庫に入れているじゃない!」
「え!? そこ冷蔵庫じゃないの!? でもわたし、温度設定10度にしたよ!」
「ッッ、お姉ちゃん……これ10度じゃなくてマイナス1・0度だよ」
萌花の落ち込んだ声に、俺は初学生時代を思い出した。
「そういえば昔理科の授業でやったな。過冷却水だっけ?」
「なにそれ?」
「マイナス1度とかでゆっくり時間をかけて冷やすと分子が結晶化しないから氷にならないんだよ。で、コップに注いだりして衝撃を与えると分子が整列して氷になる。こんな風にな」
俺はデコピンで、ペットボトルをコンと弾いた。
「もお、お姉ちゃんのドジ」
「あぅぅ」
心愛は肩を縮め、ほんのりとひとり、つつましく赤面した。
――なにこの可愛い生き物? 家に欲しい。
「じゃあお鍋に時間かかるし、アサトシの相手はワタシがしているから、お姉ちゃんは先にシャワー入っていて」
「う、うんごめんね」
妹に謝りながら、心愛はとぼとぼとお風呂場に向かった。
その心愛に萌花がいやらしい顔で耳打ち。
「アサトシのパンツいじっちゃだめだよ」
「いじらないもん!」
心愛が妹に勝てる日はくるのだろうか? きっと来ない。
俺は窓の外から夕日を眺め、茜色の空に心愛の泣き顔を思い描いた。
そこへ、萌花がぬるりと俺に歩み寄ってきた。
「ふふ、お姉ちゃんてほんと可愛いよね。おっぱいもGカップだし」
「おいおい、姉のバストをバラすなよ」
――ん? Gカップ? そういえばさっきのブラジャーのサイズって確か……。
俺が何かを思い出しかけると、心愛の悲鳴が家中に鳴り響いた。
「イヤァアアアアアアアアアアアア! ゴキブリィイイイイイ!」
がらりッ、と勢いよく引き戸の開く音に振り返ると、脱衣所から白いバスタオル姿の心愛が飛び出してきた。
「のわぁああああああああああああああああああ!?」
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FF7リメイクの敵女スカーレットの巨乳と谷間がセクシーで好きです。
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