第3話 エロス3パーセント! 金髪碧眼爆乳エリート女子

2フォロワー記念爆速更新!

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 東雲朝俊が空港で拘束されている頃。


 大和皇国皇都東京。


 その一角を占める広大な敷地面積を誇る教育施設、エリジオン学園。


 世界中の報道陣が詰めかけるそのコロシアム競技場では青空の下、高等部の入学式が執り行われていた。


「異世界秘密結社エンシェンディア、銀河帝国、魔王軍、超人連合、これら人類の敵に、今までそれぞれの対抗勢力が正義の為に力を尽くしてきました。ですが、各組織が手を取り合い、互いに互いを助け合い、皆で人類共通の敵と立ち向かう。それこそが我がエリジオン学園の理念であり、存在意義です」


 フィールド中央に設営されたステージの上から、学園長は眼下の生徒たちに、そして円形階段席のメディアや観客に向けて、たおやかな声で語り掛ける。


「強化外骨格イカロス、巨大人型決戦兵器アンドロギュノス、魔法少女、超能力者、霊能力者、異能者、神器使い、冒険者、全てのチカラある人々が力を合わせ、互いを高め合うことを期待します。では、続けて新入生代表、アメリナ・ハリソンさんの挨拶になります」


 学園長がステージから降りると、反対側の階段から、金髪碧眼の美少女が威風堂々、姿を現した。


 長身から腰まで伸びた金髪は午前の太陽を反射して燦然と輝き、なまめかしい白い肌はみずみずしく、サファイアブルーの大きな瞳は見る者すべてに吸い込まれそうな印象を与えるだろう。


 加えて、Jカップを誇る爆乳は彼女の歩みに合わせて上下に雄大に揺れ、性別問わずあらゆる視線を独り占めした。


 淫猥な視線は会場だけでも数万、カメラの向こう側を含めれば数億に達するだろう。


 だが、彼女はむしろ誇らしげに爆乳を揺らし、背筋を伸ばしてモデル歩きをした。


 常人離れしたセクシーボディは彼女のアイデンティティであり自負の象徴。世界中の男共がこのカラダに夢中なのに手を出せない。目にもできない。


 それがたまらない。


 しびれるような優越感を全身に浴びながら、彼女は細いウエストから広がる爆尻から延びるモデルのように長い脚でステージの中央に佇むと、会場全体を睥睨した。


「ごきげんよう皆様。ワタクシはアメリナ・ハリソンですわ。去年までは中等部で主席を務めさせていただけたとはいえ、このような場を与えてくれたことを学園長に感謝いたします」


 15歳とは思えない美貌と爆乳を見せつけながら、アメリナは王者の自負心を感じさせる尊大な声音で高らかに告げた。


「いま、人類は存亡の危機にあります。それを救えるのは我々だけ、皆様にはその意識を忘れないでいただきたいですわね。しかし中には不安になる方もいることでしょう。期待や憧れに押しつぶされそうになることもあるでしょう。ですが安心してください。辛い時はこのワタクシの存在を思い出してください」


 白く繊細な手を胸元に当て、アメリナはカメラを意識して、舞台女優のように声を張り上げた。


「弱き民衆には貴方がたがいるように、皆様にはワタクシがついております! この場をもってお約束いたします。ワタクシは高等部でも常に皆様の頼れるナンバーワンであり続けることを! 希望の光となることを! ワタクシがいる限り、皆様の敗北はあり得ませんわ!」


 不遜の極みとも言える口上に、だが会場中から絶賛の声と拍手が鳴り響いた。

 その反応が彼女の社会的信頼と立ち位置を物語っている。

 報道陣もカメラに向かって歓喜の声を上げた。


「全人類の皆様、以上が世界の至宝、アメリナ・ハリソンの挨拶でした」

「いやぁ、素晴らしい挨拶でしたね。流石は人類の守護者、我々とはモノが違う」

「また、美しき救世姫と称されるアメリナ・ハリソンの最新デジタル写真集は明日、発売です。前回の写真集は全世界8000万ダウンロードを記録しましたからね」


「今回は1億ダウンロードいくんじゃないですか?」


 メディアの言う通り、アメリナは15歳離れした圧倒的美貌とプロポーションから、世界中の支持を一身に集めていた。


 世界のセクシーな女性100人に初めて選ばれたのが14歳の時。高学生になる前の次学2年の時だ。


 ネット上では、常にエクロスしたい女一位と言われている。


 そんな彼女は挨拶を終えても拍手が収まらず、アメリナは満足げに、いつまでも群衆に向かって誇らしげな笑みで手を振り続けた。


 自尊心の強い彼女にとって、人生最高の瞬間とも言えた。

 そこへ、一機のヘリコプターが姿を現した。


   ◆


「やっべ、完全に遅刻じゃねぇか!」


 マスコミの取材と警察の事情聴取を終えた俺は、警察のヘリコプターで学園に送ってもらっていた。


「悪かったね。学園にはこちらからきちんと説明するよ」

「気にしないでいいですよ。それよりもお勤めご苦労様でした。じゃあ俺行きますね!」


 俺が座席から立ち上がり、ドアに手をかけると、ヘリコプターの操縦士はぎょっとした。


「行くって! ちょっと君!」


 俺はドアを開けると、眼下の競技場目掛けて、階段を一段飛ばしで下るようにして飛び降りた。


 重力加速度のおもむくままに落下する俺は風圧で髪が逆立ち、突風で学園のブレザーがバタバタと暴れた。


 迫る地面に、飛行機を担いでいない分、楽だなと思いながら肉体を強化する。


 数秒後。

 つま先が芝生に激突して、かかと、足首、膝、股関節のクッションで衝撃を吸収しながら、俺は両手を地につけて残る運動エネルギーを分散した。


 反動で体が上に弾んで、俺は空中で前に一回転してから着地した。


「よし、あ、すいません俺高学生の東雲朝俊って言います。分けあって遅刻しました」


 水どころか氷水で打ったように静まり返る会場が、途端に沸き上がった。


「は!? なんだあいつ急にヘリコプターから落ちてきたぞ!?」

「登場派手だな!? 何者だ!?」

「中等部で見たことないな? 中途入学か!?」

「飛行能力、じゃないよね? 落ちていたし!」


 周囲の教師たちが集まってきて俺を睨みつける。


「なんなんだね君は。ヘリコプターで登校とは非常識じゃないか」

「せっかくの入学式を、それもハリソンさんの挨拶を台無しにして」

と、そこでマスコミの誰かが叫んだ。


「おい、あの男子、さっき空港で起きた魔王軍ハイジャック事件を解決した子だぞ!」


「本当だ。速報記事の写真と同じ子じゃないか!」

「でもなんでここに? 他人の空似じゃないのか?」


 ざわめくマスコミに、教師たちは言葉を失い、生徒たちは騒然とする。


 そんな疑惑に応えるようにして、背後からヘリコプターの豪風が吹き荒れ、人々の言葉を遮った。


 振り返れば、競技場の芝生に降りたったヘリコプターから、警察の青い制服に身を包んだ人が下りてくる。


 壮年の男性は教師やマスコミの前で敬礼をすると、厳格な口調で答えた。


「どうも、皇都警察署署長の工藤です。この度は貴校の生徒が魔王軍ハイジャック事件解決、ならびに、魔王軍幹部ヤルゴットを討伐してくださり感謝いたします!」


「ハイジャック事件解決!? じゃあ本当に彼が?」

「いや、それよりも魔王軍幹部を討伐って!?」


 どよめきは教師、マスコミ、そして生徒たちに伝播して、会場は騒然とした。


「できればこの場で略式ながら彼を表彰させていただけないでしょうか?」


 工藤署長の申し出に、教師陣はトロけきった表情で揉み手をした。


「それはもう是非とも!」

「ちょうどハリソンさんの挨拶も終わったところですし!」

「じゃあ東雲くん、ステージに上がって」

「ああ、はい?」


 俺は言われるがまま、ステージの上に登った。


 すると、代わりにステージから下がる金髪の女子が、眉間にしわを寄せてこちらを睨んできた。


 ――あいつ誰だ?


 俺は頭上に疑問符を浮かべながら表彰された。

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 普通のハレンチ作品て、あの手この手でピタゴラスイッチ的にヒロインが裸をさらして悲鳴でオチじゃないですか。

 起承転結の結を担っています。

 個人的にはむしろ起承転結の起であるべきだと思うんですよね。


 裸をさらして終了じゃなくて裸になった後どうするか。

 つまり

 起 主人公とヒロインが仲良くどこかに来ました。

 承 平和に過ごしました。

 転 とあるハプニングが起こりました。

 結 裸になってしまいました完

 じゃなくて

 起 裸になりました。

 承 裸を隠すために色々するけど全部失敗、裏目に出ます。

 転 そしてより過激な状況が迫る。

 結 もっとすごいエロを起こして完

 になってほしい。


 ところで関係ないけど【異種族レビュアーズ】って面白いよね。

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