第8話 もう一人の私は不変。セルフイメージは体へのイメージ。
本屋に行くと、セルフイメージという言葉を耳にした事は無いでしょうか。
この言葉を初めて耳にした時、もう一人の私の事だとボクは思っていました。
オドオドしていて、体育座りで、黒い体。ずっと下を向いている。
それは閉じ込めてきた臆病さがイメージになっているのだと、理解できなかったんですね。当時のボクは。
そんなイメージを明るいモノに変えたかった。
そうすればもっと「認めてもらえるのに」って。
本気でそう思っていました。もちろん、タイトルに書いたように決して変わりません。「もう一人の私」なので。
だから苦しみました。どうしたらいいんだろうって。
そもそも全く別物だとも知らずに。
自己変革。それをどうしても手に入れたかった。自分が閉じ込めてきた「もう一人の私」を無視して、「認めてください!お願いします!」と、他人に向けて叫んでいる。何と滑稽な姿か。今となって、初めて分かります。
その執着が・・・人生をハードモードにしていたと・・・
今なら分かります。セルフイメージ、この言葉を初めて知った時は
小説が書けない時期でした。他人の物語を書き写しても駄目。
何をしても小説を綴る事が苦しく、認めて欲しいという心の叫びに
葛藤し、悩み続けていました。
小説を書くには?と、グーグルで検索すると、アメリカの書物が一番上に。
「自己肯定感を高めれば、小説は書ける」というタイトルだったかもしれません。
残念ながら記憶からの抜粋です。その言葉を読んだだけで、嫌気がさしました。
自己肯定感。つまり、セルフイメージじゃないか。
それが変わらないから苦しんでいるのに、馬鹿にしていると。
八つ当たりまでしていました。ただセルフイメージを理解すれば、
小説は書ける、と、今の自分なら言えます。
さて、過去のボクの出来事から話を戻して、「もう一人の私」・・・それは影であると、伝えて来ました。
影は確かにあなたに隠されたメッセージを伝える、もう一人のあなたです。
しかしそれは「セルフイメージ」では無いのです。
影は閉じ込めてきた「何か」であり、それを変える事は
因果関係を考えても無理ですし、不可能です。
「ボクだって、君の一部なんだ。認めてくれよ」と、叫んでいるのが影です。
影であり、「もう一人の私」です。
そして「あなた自身」「私自身」が認めてこそ、影はあなたに、私に
協力してくれます。そういうプロセスを辿るだけです。
では、セルフイメージとは???
自己肯定感ですね。
セルフイメージとはあなたにとっても、ボクにとっても
人生そのものとも言えます。小説を書けるようになる源でもあります。
そしてセルフイメージをひと言で言い表すなら
体に対するイメージです。それで自己肯定感は高まります。
それを高める?意味不明かもしれません。
ただ高いか、低いかは次の言葉で分かります。
「どうせ自分は大丈夫」。
この言葉に違和感を感じたでしょうか?
それとも「その通り」と、思えたでしょうか。
もしも前者なら「自己肯定感」が低いです。
低いという状態が、あなたのセルフイメージです。
低いのが、分かったなら
高めて行きましょう。
その方法ですが、
ボク自身の体験を下記に載せます。参考に。
ボクにはMMORPGというオンラインゲームに長期間ハマっていた、時期がありました。その頃、乱視になり、視力は左0.4。右0.3。その上、老眼まで。
調べてくれたのはメガネ屋を営んでいる親戚のお兄さんです。
当時、四万円するワンオフ品のメガネを買いました。
買うと同時に、「少しずつ視力が戻る(1.5)」と、エミール・クーエの自己暗示をかけました。
一時間に一回はつぶやき続けました。
生活はそれほど変わらず、それからもゲームはしました。
しかし、五分に1回は遠くを見る、近くを見るという新しい習慣を実行するようになりました。おかげでオンラインゲームはある一定のラインまでしか上手くなりませんでしたけど。
少しずつ視力が戻る。その自己暗示はホントに少しずつ効いていきました。
メガネが不要になったのか、四万円も出したメガネは無くなりました。
それも導きだったのか、氣功というものに出会いました。
患部に氣を流す事で、驚くほど回復する。再構築されている。
そのおかげか、健康診断で視力は1.5に戻りました。
山を見る。近くを見る。という新しい習慣にも巡り合いました。
おかげで乱視も治り、老眼も治りました。
そんな事が現実に起こったのです。乱視だと対向車のライトを見ると
チカチカと光の海のように見えます。治ったと分かったのは、その症状が
消えたかのように、無くなったからです。
老眼についても調べてもらえば分かりますが、「治りません」と、書かれています。メガネなどを付けて緩和する事はできる。
それが普通ですけど。
近くのものがハッキリと見え出しました。ピントを合わせる時間も
新しい習慣のおかげで、すぐに合わせる事ができます。
奇跡はまたしても起きたようです。
それはそのまま自己肯定感につながりました。
どうせ自分は大丈夫。そう思えるようになったのです。
それが小説が書ける。と言う事に、どんな風につながるのか。
小説という
作品を樹木に例えるなら「葉っぱ」です。
枝は探究心。
根っこは自己肯定感などの心。
土と栄養は?運動と心、動かされる物語、音楽。
運動は「マッサージ、ひとりほぐし」なども運動に入ります。
筋肉への刺激。筋トレでもいいと思います。
ジムに通えるならジムなどでもいいでしょう。
そもそもそんな単純な事で???
と、ポケモンのイラストレーターさんが作品が描けなくて不調の時、お医者様からのアドバイスが
それだったそうです。
体へのイメージは→適度な運動、筋トレに直結します。それが小説、イラストなどの作品への土壌なのです。
その上で、自分の心が動く作品との出会い。
そういう物は栄養になる。
そうやって・・・心に自己肯定のエネルギーが貯まっていく。
それは自然と探究心という枝となって伸びて
作品を生み出します。
作品を書くきっかけは
こういった設定で、こういった事を探究したい。
そう言う思いがあったと思います。
作品に行き詰まった時こそ
土壌を耕し、肥料を与えてみてください。
土壌はマッサージ、一人ほぐし、軽い筋トレで十分です。
肥料はあなたの心を癒す物語を、音楽を、また感動する物語を
自己暗示による体に関するイメージ。
少しずつ痩せる、少しずつウエストを細くする。
そんなのでもいいと思います。
唱え続ければ、自然と道は開かれます。
新しい習慣に出会います。
新しい技術に出会います。
いつの間にか結果に近づいています。
自己を肯定できています。
それは根から枝へ。
そして葉という作品へ。
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