050 ~人間はいつまで耐えられるか~
時代の変遷について見聞きしていると、
戦後間もないものから最先端の技術までが
本当に一瞬の出来事のように成り立ったように見える。
もちろんそんなことはなく、
どの時代の人も今か今かと社会の再生と発展を見てきたわけだし、
今を生きる人もその想像には難くない。
ふと思うことがある。
もし自分がその只中にいて変化を見守っていたら、どれほど心躍っただろうか。
(とある映画を観て思う)
そして今後はどうだろうと思う。
戦前・戦後からの再生と発展ほどに世の中は進歩しないとしても、
日々新しい出来事があり、新しいものが生み出される。
その時、その変化に人間は耐えられるのだろうか。
よくシンギュラリティと言われているけれど、それも一つ。
時代が進んだとき、
その時の学生は何千年分の歴史を学ぶのか(チップ埋め込むのかな)。
機器はどれぐらい発達していて、そしてそれが人間に無害なのか。
昔の人間は相応の生き方をしていたように思う。
自分たちの力をはるかに超越するものを持ってはいなかった。
だからその時に存在していることに最大限の力を発揮することができた。
だから、言葉遊びや文化・芸術、信仰などが生まれたんだと思う。
能力を持っているはずの人間がこれを放棄した時、
人間はどうなってしまうのかと考えると、恐ろしく思う。
そして文化芸術が失われてしまうとしたら、悲しくもある。
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