018 ~客観的な幸せについて~

幸せについて考える。


ありきたりな、

でもなかなか答えが確定しないテーマについて、

書いてみようと思った。


先に記載しておくと、客観的な幸せについてだ。


結論から言うと、

「幸せについて考えていること自体が幸せ」

ということだ。


戦後〇〇年、

世界中の戦争、

自然災害など、


毎日のようにどこかで何かが起きている。

そのどれにも見舞われておらず、

そしてこのエッセイを書くことができている。


もうそれが幸せなんだと思う。



でもそれは極めて他人事だ。


どこかで何かが起きているということは、

どこかで何かに見舞われている人がいるということだ。


そう考えると、今この瞬間に幸せと言うのは薄情な気もする。


ではどうすればいいのか。


一つの方法としては、歴史を学ぶことだと思う。

歴史は今生きている人が共通同時に認めることができる事実だ。


先に触れたような出来事はすでに何度も起きていて、知れば感じるものがある。


自分がその歴史を学ぶ側にいるということは、また判断できるということでもある。


加速密集した時代に住めば感情は逆なでされる。


幸せではなくなってくる。


歴史を知って今の自分が「そうではない」と、

「幸せについて考える余裕がある」と感じることができれば、

それがそのまま幸せなのではないかと思う。


お金がある、異性にモテるなど、

SNSなどでよく見かける「成功者」はあくまでも主観的な幸せだ。


客観的で、普遍的な幸せと考えると、

どうしても上記のような話になってくるのではないかと思っている。


カクヨムの公開ボタンを押すことができるまでの色々なことに、

強く感謝したい。

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