012 ~そんなに急いでどこ行くの~
職場へは原付で通勤している。
昨日、終業後にいつもと同じように原付で帰宅していると、
とあるワンボックスに追い抜かれた。
こちら原付ですので、
30km/hを守りつつ、端をギリギリに走行している毎日なので、
どうぞどうぞというスタンス。
でも昨日は違った。
僕の原付が先頭車両で交差点に進入すると、
後続車のワンボックスが対向車線にはみ出しながら、
僕を追い抜いていった。
「そんなに急いでどこ行くの。違反までして。」
唸る車が遠くに小さくなっていくのを見ながら、そう思った。
結局、その車は一つ先の交差点で赤信号に停まった。
「ほら、追いついた。」
その昔、教習所で教えてもらった研究結果が面白い。
どんどん追い抜いて先を行く車と、
追い抜かずに行く車で、
目的地の到着時間には約五分の差しかない。
その車はその後に通る踏切でも無理をしていた。
呆れる。そして苛立つ。
苛立つけれど、そういった人はどこかで損をするはず。
もちろん誰にも迷惑をかけない形でね。
人が悪いと思われてしまうかもしれないけれど、
これが本音。
夏休みの交通事故は、
事故の種類を問わなければ、5~23%増加するんだそうな。
皆さま、安全運転安全運転。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます