編集済
企画へのご参加、ありがとうございます。
拝読しました。
文章豊かに膨らませたパターンかと思いきや、最後に一文で語り手を開示して、綺麗にオチを付けられましたね。手法としてはポピュラーなものですが、膨張型だと思っていたので、驚くほど意表を突かれました。
最後の「グチャ」は、それまでが洗練されているので逆に蛇足なようにも感じられます。ただホラーなので、その違和感が逆に恐怖を誘うという高度なテクニックかもしれません。私はやらないと思いますが……と思いましたが、読み返すとタイトル回収でもあるんですね。それならアリかな？
ともあれ、大変よいアレンジでした。
面白かったです。
作者からの返信
ご感想をいただき、ありがとうございます。返信が遅れてしまい申し訳ございません。
文章の構成やオチについて、意表を突かれたとのお言葉、大変嬉しく思います。
最後の「ｸﾞﾁｬ」は、主人公には聞けない音であり(現場にいた)第三者の視点から聞こえるものなので読み手に臨場感を...みたいな意図で書いたと思うのですが忘れてしまいました(汗)。 完全に邪魔ですねこれ。
ご意見を参考に、今後もより良い作品を作っていきたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。
自主企画参加ありがとうございます。
重箱の隅ですが
>制限速度は設定されていますが、
公道ならば制限速度が設定されていない道はないので
また、設定された制限速度を
くらいでしょうか。
舞台が国外ならば関係ないところですが……
なお……と２つ使うのが一般的です。
>「何を見てもブレーキを踏まないでください」
>急ブレーキを避けるようになったのです。
ここの整合性がとれていないところは気になります。
お話の肝なので看板の内容をより、急ブレーキを避ける側に工夫してはいかがでしょうか。
こんなところでいかがでしょうか。
作者からの返信
ご指導いただき、誠にありがとうございます。返信が遅くなり申し訳ありません。ご指摘いただいた点を踏まえ、作品をさらに向上させることができました。
編集済
コメント失礼します。
てっきり「見てはならないもの」を語りの軸に持ってくる怪談かと思いきや、看板の表現に関する微妙な違和感それ自体を、不穏な空気として醸す形になさったとは。なるほど、こういうアレンジの形も確かにありですね。もちろん、最後の一言が不意打ち的に効いているというのも、本作のポイントですが。
一方で、語り手本人は「急ブレーキをかけてしまう大きな理由」を身を持ってご存じの様子で、それも含めて「まあ知らないほうがいいよ」と遠回しに言っているのかも知れませんが、具体的な中身はともかく、ほんとにそういうものがある、ということを、今少し踏み込んでほのめかすようなフレーズが入ってもよかったかも、などと欲張ったことを考えてしまいました。この字数だと厳しいかな？ 枝葉末節はともかく、総じてびりっとした毒のある、まとまりのよい掌編だと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます！
「見てはならないもの」を軸にした怪談を期待されていたとのことですが、看板の微妙な違和感を不穏な空気として描くアレンジを楽しんでいただけて嬉しいです。最後の一言が効いているというご指摘も、まさに狙い通りで嬉しいです。(この一文は思いついたときは自分でも興奮したので)
語り手の「急ブレーキをかけてしまう大きな理由」について、もう少し踏み込んでほのめかすフレーズがあっても良かったというご意見、確かにその通りですね。次回の参考にさせていただきます。
貴重なご意見と温かいコメント、本当にありがとうございました！またぜひ読んでいただけると嬉しいです。