ユカちゃんの冒険2(マイクラ風)

ユカちゃんウルフ

第1話

ゴトゴト。ポーションが煮えたぎる。

「もうちょっと,火薬を足した方がいいのかな?」

ここは砂漠の村の中心部の,羊毛で作られたテントのような一軒家。住んでいるのはユカちゃん。この村では嫌われている魔法を研究している。たとえば,エンチャントやポーション,ビーコンやフシのトーテム、エンダーパール。ブレイズパウダーと発酵したクモの目を,火薬と混ぜ込んだ。そこからはしょっぱいにおいがする。ポーションにさらに足すと,どろりとした赤色になった。「これでなんらかにポーションはできたはずだけど。」ゴクリっ,と飲み込む。おかしな味が広がった末,ビクビクと体が痙攣し始めた。指はマヒして感覚がない。「クモの目が余計だったかなぁ。もしくは,ブレイズパウダーの量が多すぎた?」あってるんだよそれで。「わかったぞ,ネザーウォートを足せばよかったんだ。」いいえ,今のは立派な弱体化のポーションです。がちゃん。その時,ドアが開きました。村の尊重ですね。じゃなかった,村長ですね。「ふーんはーふふんはーはーふんはあっはー。」これは歌じゃないぜ。チキンとした村人コトバだよ。訳して、また変なマホーの研究かよ。えーから,採掘さぎょーにきな。石の鶴橋あるだろ。シューゲキでこわされたかべをそろそろほきょーしないとー。てなこと。鶴橋をとって,立ち上がるユカちゃん。今,「とって」が「撮って」にいちばんにへんかんされたんだけど、あなた撮ってどうするおつもりで?とろっこに乗り込んで,採掘場に向かいます。ごー。ごごー。がー。がたんごー。

はい、ついた。えーっと,つまりーはー鉄鉱石を採掘して壊れた壁を治すようでございます。村長が,「はいはい,皆さーん,さっさとほりなさーい。明日までには,壁を完成させましょー。明後日にも敵が来ないと,一体誰が言えるの?」何にもしないでみてるあなたが,いったい何を言えるの?「で,壁は古代のものを受け継いでいるだけなんだけど,あー言う壁の作り方とかわかる人はいるの?」村人のコリンが,「知識を得るためにちっとかじった程度だけど,建築は監督を含め全てできると思う。」そういうのは,「かじった」とは言わん。そんちょーが「よろしー。そんじゃ,色々まかしたぞい」つーか、監督ヅラしてるあなたがなんでそれ知らないの?「それは言わない約束でしょー?」そんな約束してないでしょー?ユカちゃんが,ただいま鉄を三こ分掘りあーげた。チェストつきとろっこにイン!そいでその鉄は運ばれて,ホッパーからかまどにイン!セーレンしてる。で,モッカイトロッコに行って,地上へごわーぐわー。そして倉庫に貯められる。まあ,採掘場は鉄だけでできてるわけじゃないから,他の鉱石や石なんかも掘るぞ。その間村長はエモート使って踊ってました。大丈夫かこの村長?それ以前にこの村が生き残ってるのが奇跡です。はい,採掘終了。あとは男がけーんちく。でもさ,村長,足場無駄に使いまくってね?足場で蓋をしているのかね?「そうだよー。だって,壁は分厚い方がいいだろ」さいですか。意味なし城壁。さて,ユカちゃんは牛肉をかまどで炙ったものをパンに挟んでる物体を左手に,ポーションの調合中。ながらはダメですよ。さらにホットミルクに蜂蜜と砂糖どっぷり混ぜ込んだ生地で作ったクッキーがもう10ぷん以上つけられてます。も,ふっにゃふにゃ。うしからとりたてのアッツアツ牛乳,もう冷めてるし。「およっ,牛乳をこいつに混ぜたらどうなるかな?」せっかく偶然完成した回復のポーションに効果消し薬の牛乳入れたらただの苦い液体になっちゃうでしょーが。どぽどぽ。あーあ。反応してアワアワがいっぱい出てきた。ブクブク。さっと隣に用意したバケツで水をぶっかける。今,「ぶっかけ」までうったら、「ぶっかけうどん」て変換候補に出た。うまそ。さて,カーペットやこぼれたレッドストーンやらアイテムやらがバラける壁と床の羊毛とか水吸ってジュワッじゅわ。カーペットを乾かしに,庭のフェンスに雑に乗せて,一箇所に集まったアイテムたちを回収。次に,ブレイズパウダーとレッドストーンを入れて発酵させたポーションを瓶で掬ってゴクリ。あらま,目スッキリ!そう、これはあんしのぽうしょんですね。さらにひとすくい。ブレイズパウダーをさらにぶちこんで、発酵したクモの目を投入。ゴクリ。あらら,いい感じに透明化のポーションができちった!でも,クモの目や暗視のポーションに対してブレイズパウダーを入れすぎで,しかもあ水が多いからうっすらと見える他,頭と右腕と左足しか消えてない。こっわ。人前に出れぬので一旦牛乳飲んで効果解除解除。お次は市場へ向かいやす。いつものルートを辿ってパン,牛肉,クッキー,牛乳をまとめ買い。今日は望遠鏡と火薬も買ったぞ。そして、「そろそろ帰るかー」とか思ってたら,雑貨店に黒いたまごを発見。ニワトリくんのちっこいたまごじゃなくってさ,もっとでっかくてスキンの頭よりでかい。今読者は,「あーはいはいドラゴンの卵ね。はいはい」とか思ってたでしょ?さて,それがなんなのか知らないユカちゃん。興味があったら買う。1コインでした。どこのゴミですか。1コインは日本円で100円っす。意味ワカメ。この雑貨店安物しか扱ってないやんけ。腐ったビートルートが十二こで2コインで売ってたぜ。意味なし。誰も買わねーよ。さて,その卵を恐る恐る持ち上げて家まで持って帰ります。本来,ガストの涙やブレイズパウダー入手のために,敵モブを飼っていた一つの寝室のよーな広さの,鉄格子の檻へ置きました。北側だけが鉄格子だけで,他は泥煉瓦っす。砂漠ですから,木は貴重なので使ってないよ。もう夜設定なので,明日に飛ばします。この世界の設定は作者が操れるのさ。うっはうは。で,明日になった。やっぱり村長によびだされ、さいくつへいく。村長,今日も元気に踊ってます。ちゃんちゃかてんてけてん。今日は,鉄は十四こほど。ま,そんなんでしょ。ほんとは鉄はビーコンピラミッドに使えるから持ってきたいところなんだけど,それはビーコンができてからのお話ですね。ネザースターもねーし。で,帰って鉄のドアをガッタンと開けます。そー,卵の部屋です。卵割れてた。読者の君の想像どーり,ドラゴンが生まれてたよ。ちびドラ。チワワみたい。買ってきた牛肉を与える。とー、そのとぉき!バーン。家の木のドアが乱暴に開けられました。そ,あの極めて変人なー「ん?」極めてカッコいい村長です。「チミがぼうどんやぺんちゃんとやピーゴンを研究してるのはわかってる!」うん,ポーションやエンチャントやビーコンね。そちて、牛肉によって以上なスピードで成長して,チワワからシェパードに成長したドラゴン。をみたそんちょーこりゃびっくり。鉄のけんをとりだした。なかなか「剣」に変換されなかったからひらがなにしちゃったごめん。「そのおかしなデカコウモリをおさえつけろ!」ガードマンが石,木の剣や斧を手に向かってくる。奴らの装備は革や金。金装備きて石の斧振るってんのがガードマンの一番偉い人ですねわかります。他の人は石の剣やきの剣。「初期装備でワンコサイズのドラゴンに挑む。」なかなかシュールな光景だわな。その時,ドラゴンはぷおー,ってドラゴンブレスを吐き出した。足元にくらう初期装備ガードマン。そこでごたごたやってると,外ではさらにすごいことになりかけていたのだー。そこには,まっかっかかのどらごんが,火を吹いているではありませんか。きゃーわー。村人たちは,逃げ惑って家に隠れたり,勇敢な奴らは生のジャガイモや砂岩ブロックを投げつけております。きかないよん。あるものは素手で砂を掘って防空壕作り。ちょっとした窪みに人はわんさか集まる。どど〜。あーあ,砂が崩れた。羊毛で作ったテントはみるみる燃えてゆく。女子供は大事な水を使って火消し。もしくは大事なものを持って逃げる。大事なものつっても、たんじょおびにかってもらったほんと羽ペンだとか、カメラだとか。あ,カメラは本家マイクラには登場しないんだけど,教育版の「エデュケーション」にはとうじょうするぞ。さらに,貴重な金で作ったヘルメットを抱えていたり弓を掴んでいたりしますわ。まっかっかドラゴン,今度は火じゃなくていんせきをおとしてる。もーめちゃめちゃ。ユカちゃんは1秒に5ミリくらいでっかくなるドラゴンを眺めてる。これ,生まれてからあのでっかドラゴンになるまでのなんかでしょ。あのなんか。なんだっけ。けーか?かけー?あと今ね,夜設定。真っ暗な夜を火の明るさと人びとの叫び声とドラゴンの咆哮と以下略が聞こえます。ついにでかくなって成長がストップしたドラギョン。火吹きのやつはつかいまをしょうかんちゅう。たくさんでてきます。わらわら乾いていない翼。ユカちゃんは,秘密のシュルカーボックスから大事に取っておいたエンチャントのダイヤ剣を取り出した。エンチャントの微かなきらめきを見て怯む村長。やーい,怖がり。こいつは,鋭さ4。次に,弓(エンチャントつき)も取り出したのです。これは衝撃と無限だね。次,鉄フル。どれも防護2から3がついてます。ブーツは間接攻撃耐性つく。えっと、へるめは防火と落下軽減。てな感じの装備,ま,ちっと弱めのやつもあるけど,それらをみんな取り出して村の方々に投げた。「きな。君たちの装備や武器じゃ,一発でやられるよ。」そして,エンチャントの説明をした。武器を近くにいた鶏に使ってみて,意外と強くてびっくりな村長。次に,おとなりにすんでいるりっちふじんから宝石のネザースターをもらい,ビーコンピラミッドを作成。みんなに金リンゴを渡し,ポーションで火炎体制をかけた。すると,「コラっ!ここの村じゃ,こんなのは受け入れないのじゃ!」と叫んで,それらの装備を外し始めたものがいた。意見は,「エンチャントは嫌だぜ」と「魔法使え」に分かれる。そして,お互い別れて戦うことにした。村長は嫌だぜ派。もちろん使うぜ派の方がバシバシいけてて,ちょっとやそっとの大怪我(編集部注.ちょっとやそっとの大怪我って何よっ!?)ならビーコンやポーションで一瞬回復。一本の矢でも無限のエンチャントがあればいっぱい打てるぜウッハウハ。さらに,TNTキャノンやポーションで追い打ち。使い魔こわくなし。一方嫌だぜは。苦しんでます。いたた。結果は見てのトーリ。使うチームがこっちを助けた。そしてドラゴンを見ると,あのエンダードラゴンと恋に落ちているー。鼻を擦り寄せ以下略。そして,この2匹のドラゴンは村を守って行きました。はい、end。

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ユカちゃんの冒険2(マイクラ風) ユカちゃんウルフ @yukawolf

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