那覇の中学で～きみとの運命的な癒しのひととき

そして...

｢今日はあやなっちと、サンフランシスコ留学行きだーっ！｣

｢うわーっ、これから、ゆうなっちと、いっしょにサンフランシスコ留学行きだーっ｣

｢今から飛行機だあ！｣

｢ゆうなっちといっしょに飛行機だあ！｣

｢あやなっちー｣

｢ゆうなっちー｣

｢あやなっちー！好きさー！｣

｢うちも、ゆうなっち、好きだー｣

｢｢大好きさー｣｣

｢ねえ、あやなっちー｣

｢なに～？｣

｢うちら、ふたりって、なんか、めっちゃ似てる気するさー｣

｢うちもー！うちも、うちら、ふたりって、なんか、めっちゃ似てる気するー｣

｢なんかさー...｣

｢えっ？なに？ゆうなっち｣

｢あのさー...｣

｢なに？どうしたー？｣

｢うち、あやなっちと～...｣

｢うんうん...｣

｢うち、思うんだけど～...｣

｢なになに？...｣

｢あやなっちも、もしかしたら、同じ想いかもしれないけど～...｣

｢うんうん？...｣

｢うちら、将来さ～...｣

｢え？将来？｣

｢うちら、将来的にねっ...｣

｢将来的に？｣

｢つまり～、ちょっと先の話だけど～...｣

｢先の話？｣

｢何年かしたら～｣

｢何年かしたら？｣

｢ふたりは～...｣

｢ふたりは？｣

｢うちと、あやなっちは～...｣

｢ゆうなっちと、うちは？｣

｢きっと～...｣

｢きっと？｣

｢なんか、うち、想うんだけど～...｣

｢うんうん...なにを想うの？｣

｢何年後かの未来に～...結婚してる気するーっ！｣

｢うんうん...ほんと、それな...って...えーーっ...今なんと？...なんと、おっしゃいましたかあー？｣

｢だからあ...うちとあやなっちは、ぜったい結婚してる気するさーっ！！｣

｢えーっ？！｣

｢ふたりはきっと結婚するさーっ！！｣

｢うわーっ...うちもーっ！...うちも、そう思うーーっ！｣

｢ほんとー？｣

｢ほんとほんとー！うちも、そう思ってるー｣

｢やったあ！！うれしいー！！｣

｢うちもだよー！！うちも、めっちゃうれしいー！！｣

｢あやなっちー大好きー｣

｢ゆうなっちー大好きー｣

｢｢うわーっ｣｣

｢あ、そうだ、はやく飛行機乗らなきゃ｣

｢あ、そうだ、はやく飛行機乗らなきゃだ｣

｢ふたりで夏休みサンフランシスコ留学、行ってくるぞーっ｣

｢行ってくるぞーっ｣

｢｢おおーっ！！｣｣