ダンジョンの深淵に住む「魔物｣的な立場の俺、配信で晒されて見事にバズってしまう

一章までのキャラ詳細(追加する可能性あり)

人間側

《忍野勇斗》

名前:忍野勇斗

年齢:18

性別:男

見た目

黒髪黒目の中性的な顔をした少年。

性格

　両親を子供の頃に亡くし、自分がそのとき弱かったため守れなかったことを悔やみ続けている。それ以来、自分が仲間であると認めている相手と、その相手の大切な人は守ろうと考えている。決して聖人ではなく、無関係な人の生死など正直どうでもいいと考えている。

軌跡

　両親を亡くした後、こっそりバレないようにダンジョンに入り浸り1人鍛錬を続けた。16歳になり正式にダンジョンに潜れるようになってからも1人で鍛錬を続け、リナの配信に映るまで弥生菜奈以外の誰にもその存在が知られていなかった。

特技

　魔力をそのまま使った攻撃と剣術が得意であり、とくに刀に魔力を纏わせて斬撃を放つ攻撃は非常に殺傷能力が高い。

　魔力に属性を付与して刀身に纏わせる術も習得しており、現時点では"煉獄"と"氷炎"が登場している。

《弥生菜奈》

名前:弥生菜奈

年齢:19

性別:女

見た目

短髪で髪の色は銀。容姿端麗であり、少し吊り目。高校では男女問わずかなり人気があった。

性格

　控えめな性格で、貴族的な名家の令嬢であるため感情をそのまま出すことが不得意。作中では忍野勇斗のことが好きだがその性格からグイグイいくことができず、他人行儀になってしまう。

軌跡

　最年少でSランクの探索者になった者であり、その実力はかなり高い。これまでＡランクダンジョンで主に活動していて、配信活動は少しする程度。

特技

　弥生家伝統の剣術を使う。剣術に関しては他の探索者と一線を画すと勇斗に言わせるほどに剣の道を極めている。

《リナ》

名前:佐々木里奈

年齢:17

性別:女

見た目

髪が長い金髪の少女。顔は美人よりも可愛い系。

性格

　明るい雰囲気。忍野勇斗に助けられたことがきっかけで自分も守る側の人間になりたいと思っている。勇斗に猛アタックしているが好きなのか現時点では不明。

軌跡

　16歳で探索者になってから1年でCランクに昇格、これは異様な速さであり動画配信を初めて間もなく人気が出た。その外見の良さと、明るく振る舞う様子から彼女の視聴者には一定数の厄介ファンが湧いている。

特技

　魔法が得意であり、その腕は勇斗から見たら上位なのだとか。

ストレンジ側

《アンノ　黒天王（ネグロキング）》

名前:アンノ(仮)

年齢:不明

性別:ーー

見た目

　よく見たら紺色の髪で、黒漆を纏っていない状態だと完全に人間。　

　少し幼い顔をしている。

性格

　とにかく一人が嫌いで、仲間という存在がいると安心する。今は旧初心者ダンジョンの仲間がいるので結構幸せ。ちなみに仲間の中で無意識のうちの一番気にかけているのは不死身のポイジェ。戦闘能力が3人の中で一番低いから気にかけるのか、それとも別の理由なのか、彼自身無意識なので真相は不明。

　人間や自我持ちのストレンジと対峙するときはいつでも細心に注意を払っているため、無意識的に無言になることが多い。

　意識して話そうとすると、本気を出せないので忍野勇斗戦では不死身の攻略条件を明かして撤退してもらうという策をとった。

軌跡

　他のダンジョンとの関わりをデイノに任せていたせいで彼を知るものは同じダンジョンの仲間以外に存在せず、他のダンジョンのストレンジも「なんか強いのがおる」ぐらいしか情報を知らなかった。今回の忍野勇斗との戦いがバズり、あっという間にその存在が公になってしまった。

特技

　魔力を特殊変化させる”黒漆”を習得しており、ノーマル状態で高い防御力を誇りながらも一部を刃に変化させて飛ばす遠隔攻撃や、触手のように伸ばして対象を捕らえる攻撃が可能。

　特に刃に関しては高いスピードと殺傷能力を誇り、普通の探索者では何もできずに斬り裂かれて絶命する。

　黒漆―鋭（ラディカル）は黒漆を指先に集中し、防御力を落とすことで攻撃力を極限に高めるスタイルで指先をちょっと振るだけで振られた対象は真っ二つに斬られる。その一撃の速さもとんでもなく、振られてからの回避では間に合わない。忍野勇斗でさえ躱すことができなかった。

　アンノはこのスタイルの応用でその集中した黒漆のまま防御に転じた結果、忍野勇斗の振り下ろした超高速の刀を指一本で止めるという離れ技を披露した。

　しかし黒漆は、ずっと続けていると魔力よりもかなりの体力を消費するので常時発動は不可能。敵の前でしか使わない。

　不死身の攻略条件は、彼の『アンノ』以外の名前を知っていること。

《ポイジェ　糸毒女王》

名前:ポイジェ

年齢:不明

性別:レディ？

見た目

紫の短髪。可愛い顔だが顔ばっかり見てたら背中の腰あたりから生えている毒毒しい尻尾に度肝を抜かれる。

性格

　基本的に自分と、仲間が楽しければいいと思ってる。自分の力を過信していないつもりだが、今回は不死身だから死にはしないという油断が彼女の身を危なくした。今回もそうだが、何かあったらアンノがどうにかしてくれると思っている。なぜ彼女がそう思う相手がデイノでもなくクラッキーでもなくアンノなのか。それはアンノが強いことを知っているからなのか別の理由なのか彼女の口からは明言されていない。

軌跡

　自我持ちとして生まれて間もないころ、初心者ダンジョンで暴れていたがアンノに発見されて無力化される。

　アンノは、デイノと2人で抑えたと言っているが実際はアンノ1人で対応した。だからポイジェはアンノの実力を知っていて、1番信頼している。

特技

　尻尾から出る猛毒を操る。特に猛毒を染み込ませた糸を周囲に張り巡らせる戦闘スタイルを好んでいる。

　毒の溶解具合は操作することができて最高出力は凄まじく、通常は触れた瞬間に溶ける。

　猛毒を纏うことで防御力をあげつつ、触れた相手を溶かすという非常に凶悪な能力である。

　毒糸―竜巻は猛毒が練り込まれた糸を竜巻のように振り回す攻撃。周囲に毒を撒き散らす。毒は不規則な方向に飛ぶので躱すのが非常に困難になる。

　毒糸―収束、糸を縮こませてその糸を一気に全方位に放出する技。

　全方位に攻撃でき、かなりの大技となる。しかし忍野勇斗やアンノレベルの敵となるとその放出でさえ速度が遅いレベルなのでほとんど当たらない。

　※アンノは躱さなくても防御できる

　不死身の攻略条件は、彼女と両思いになること。

《ウロボロス　終焉ノ壊波》

名前:ウロボロス

年齢:不明

性別:ーー

見た目

　小型のドラゴン。通常は黒いが、本気になるとその体が半透明になる。

性格

　人間と対峙するときは役を演じるが、実際は漫画やアニメなどが好きで人間と友達になりたいと思ったことが何度かある。

　しかし、立場上部下を殺されているので友達になろうと思うことはできずに忍野勇斗と戦い、討伐されてしまう。

軌跡

　危険度Sランクダンジョンの１つで、奈落や闇夜と名を連ねる大御所ダンジョンのボス。

　昔からナイトメア、アビス、デイノとは交流があった。

　最期に漫画のような展開を作り、この世から消え去る。

特技

　部下の使う技の他、空間属性の能力を使用できる。自身の転移はできないが、任意の座標の空間を削り取ることができ、不可視の一撃となる。　

　忍野勇斗に厄介と思わせるほどに強い能力。

　作者的には、その能力で一発目に頭を狙っていたら勝てたかもしれないのにしなかったウロボロスはうっかりさんだなぁと思っている。

《ヘルバースト　炎獄龍》

名前:ヘルバースト

年齢:不明

性別:ーー

見た目

　赤いドラゴン。本気になると赤く光りだす。

性格

　強い相手を求めている。それ故に破獄では最も多くの目撃情報がある自我持ちのストレンジ。

軌跡

　破獄ダンジョンで最も早く発見された自我持ちのストレンジで、破獄内で最も多くの死者を出している。

特技

　単純な炎系の能力であり、戦い続けるにつれ扱う温度が上昇する。最終的にには10000℃まで上昇して手がつけられなくなる。

　口から放たれる超高温のブレスはあらゆるものを焼け溶かす。

《グロウド　爆地龍》

名前:グロウド

年齢:不明

性別:ーー

見た目

　岩が固まってできたかのような姿。ドラゴンというよりトカゲのような姿。常時地上にいて潜ることはない。

性格

　堅苦しい。他の龍達にあまりよく思われていなかった。

軌跡

　人間を殺すときにはいつも理由を伝えてから殺していた。

　対忍野勇斗戦では理由を伝える前に葬られた。

特技

　地面を変形させて攻撃することができる。特に好き好んでいるのは、地面を爆発させる攻撃と、地割れを生む攻撃。

　どちらも地上で行うとかなりの被害が出る。

《ユキクオン　天淵氷炭》

名前:ユキクオン

年齢:不明

性別:ーー

見た目

　氷のように美しい姿の龍。『ドラゴン』ではなく『龍』の姿。

性格

　極めて人見知り。出会った人間とは一言も話さず、いきなり攻撃を始めるという情報が広まったことから世間の人間からドラゴン界の氷女帝と呼ばれている。

軌跡

　人前にほとんど姿を現さない。だが生きたまま帰還した人間も少ない。偶然生き残った人間が詳細を世間に広めた。

特技

　ヘルバーストとは真逆で、戦闘が続くとともに扱う氷の温度が下がる。最終的には絶対零度まで下がり、周囲の熱を完全に奪う。

　放たれるブレスはあらゆるものを凍結させ、砕くことで人間ならば即死する。

《コウゴウ　燦爛玲瓏》

名前:コウゴウ

年齢:不明

性別:ーー

見た目

　光そのもの

性格

　自我は持っているが、光そのものであり口話すことはできない。同じ自我持ちどうしでは思念を送って意思疎通している。明るくて前向きな性格。

軌跡

　光そのものなので、そもそも気づかれないことが多い。コウゴウのいるエリアは全てが光で満たされており、その中からコウゴウ本体の光を探すのはほぼ不可能。不意打ちの極大攻撃で多くの人間を殺してきた。

特技

　核レベルの爆発を起こす。攻撃の種類はそれしかない。

　倒すには、どこかにある核を壊す必要がある。

《ヤミスクス　冥闇》

名前:ヤミスクス

年齢:不明

性別:ーー

見た目

　暗闇そのもの

性格

　後ろ向きな性格で、いつもどんよりしている。コウゴウに励まされるのが日課。口がないので思念を送って意思疎通をする。

軌跡

　入った瞬間に謎の体調不良に陥るエリアとして有名だった。時がたち、ようやくその存在が確認されたころには何人もの死者が出ていた。

特技

　強力なデバフ。その闇に飲み込まれた瞬間にデバフの効果対象となり、範囲から逃れない限り衰弱死するまで食らい続ける。

　コウゴウと同じで核を壊すことで討伐できる。　

《デイノ　狂竜》

旧初心者ダンジョンのダンジョンボス。現在の危険度Sランクダンジョン"深淵"。恐竜の見た目をしている。

《クラッキー》

危険度Sランクダンジョン"深淵"にいる自我持ちストレンジ。骸骨みたいな見た目をしている。

《ナイトメア　夢魘ヘノ招待（いざない）》

　危険度Sランクダンジョン"闇夜"のダンジョンボス。

《アビス　底無し》

　危険度Sランクダンジョン"奈落"のダンジョンボス。

《ミラジュ　幻》

　危険度Aランクダンジョン"蜃気楼"ダンジョンボス。

《ネーク　曲砕》

　危険度Aランクダンジョン"邪腹"のダンジョンボス。

《カース　呪絶》

　危険度Aランクダンジョン"呪妖"のダンジョンボス。

《ヒジリ》

　危険度Bランクダンジョン"正義"のダンジョンボス。未確認自我持ちストレンジ。

その他

　ダンジョンの自我持ちストレンジが地上の情報を知る方法は、探索者が落としていったスマホなどの端末からネットに接続している。

　どういうわけかコメントなどはできない。

　ポーションなどのアイテムは、それが採れるダンジョンが決まっており、自我持ちがいるダンジョンには普通湧かない。

　忍野勇斗が潜んでいたダンジョンでは稀に特級というとんでもなく高性能のポーションを発見することができるが未だ知られていない。