作品の中の名付けって困りますよね?



 フォロワー様のエッセイで執筆するに当たって『固有名詞に迷う』というお話をされていたのですが、確かに迷います……!!


 ファンタジーはそうでもなかったのですが(いや、迷いますけど)現在学園モノを書いておりますので↓

『きみのとなり。』

 https://kakuyomu.jp/works/16818093085862255506

 余計に悩みます。


 こちらの作品、実は東雲が小学生の頃(今から三十年くらい前?・笑)考えた漫画のオリジナルキャラやストーリーがベースでして、高校生くらいまでそのキャラクターや世界観とお付き合いしていたのですが、なんせ初期の設定は小学生が考えたものですので名前や設定が厨二臭いんです(笑)


 しかもまだ平成でしたからね、名付けも少し時代を反映していたのでそのままではなぁ、とかなり変更しました。


 未読の方にはわからないと思うのですが、主人公の成宮咲太郎なりみやさくたろうは最初全く違う名前でした。


 変えたくせにやけに古めかしい名前だな? と思われた方もいるかも知れません(笑)


 完全に今どきの名前にしようかな、とも思ったのですが、主役の名前って『覚えやすい・親しみやすい・読みやすい』が大切だと私は思っていて。

 あまりにも凝りすぎた名前や普通すぎる名前のどちらもいけないなと思っています。


 咲斗さくととかの方がシュッとしている気がするのですが、きっとシュッとした名前って他作品でもたくさん出てくると思うのですよ。でも咲太郎さくたろうって言われると「咲太郎!?」ってなりません?(笑)二度と忘れられないというか(笑)


 実際に東雲の知り合いのリアル高校生に◯太郎がおりまして、すごく好印象だったので彼から名前を拝借いたしました。


 名前は古めかしいのにヒロインの立ち位置で、カッコ可愛いというギャップを狙ってみたり(笑)


 ヒーロー役(?)の一ノ瀬光は元々穂高光という名前で、特に苗字を変更する必要もなかったのですが一ノ瀬のほうがなんか華やかかなぁと(笑)実在の俳優さんの芸名からいただいて、名前の光は名前だけで光ってるのでそのまま採用です。光の芸名も昔考えたまんま。


 東雲の高校時代の友人がまかり間違ってこれを読んだら笑うだろうなぁ(笑)なんか読んだことがあるぞと(笑)


 はじめ登場人物の苗字を全員日本列島に存在する山の名前にしてやろうかとも思ったんですが『◯◯岳』とか『◯◯山』みたいな名前ばかりになり、面倒くさくなってやめました(笑)


 学校の名前も実在する高校名に被ったら嫌だし……いえ、かなりの確率でかぶるとは思うのですが(向陽台高校は絶対にある気がする)もしネガティブな内容のストーリーだったら実在の高校の名前が一致するのはそこに通っている人にしたら嫌だろうなぁと、名前が被らないか軽く検索したりはしました。


 今回の作品はなんとベースが(頭の中に)あるのをいいことに執筆しながらキャラを作ったりしているので書いてる最中に「な、名前どうしよーーー!!」となること多々(笑)

 たまに最初名無しで突然あとで名前が出てくるのはそういうことです(笑)いつか修正します(笑)


 はじめモブ扱いでもそのうち重要な人になっていくこともあるので適当にも決められず名付けで執筆が止まったりします(;´∀`)


 ちなみにみんな大好き紺野くんは、過去の設定だと実は二人の男子学生で名前が西野くんと名すらないモブ学生でした。それを一人にして二人にもっと近しい友達にして今の形になってます。


 幕間 『赤い月の宴。』に出てくる新キャラ達も、元の名前は博也、達広みたいなあっさりした名前で(笑)インパクトに欠けるので変更。でも咲太郎たちに比べて彼らは大人なので名前はちょっと昔に寄せました(笑)◯臣って名前好きなんですよね(笑)


 比較的名前に意味をもたせるのが好きなので名付けには本当に迷います。


 ファンタジーは名がカタカナなことが多いので、意味深な意味を名前に練り込んでも分かりづらくていいんですが、現代モノは意味を込めすぎると名前がウザくなるので(笑)バランスが難しいですね。


 創作って本当に一筋縄ではいかないです(;´∀`)



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