第2話 追跡
この辺で本編の自己紹介、登場人物を紹介。
裕二:本編の主人公。念願叶ってマリンジェットのインストラクターで生計をたてている。
美咲:裕二の高校の同級生。未来が見えて、さらに自分自身で時間軸を移動できる能力を持つ。母親と二人暮らし。
ユキ:裕二の仕事のオーナー。裕二のことを理解してくれるお姉さん的存在。以前ある研究所で働いていた。
みさき:バイク🏍️大好きで、ユキが以前にいた研究所の社員。
さき:研究所の管理官。みさきとは性格が似ていていつも喧嘩ばかりしている。
るい:時間軸を自由に移動できる高能力者。謎が多い美少女。
と、こんなもんです。その他はすみませんが、割愛しまーす。
では、引き継ぎ本編をよろしくお願いします。
美咲は、美咲のお母さんに任せよう。気持ちの不安定な状態ではやはり母親に任せた方がいい。
俺を消息を断った兄と思い込んでる美咲に会いに行っていいものかどうか、悩むところだ。
そして、俺の役割は、美咲の兄の消息をたどることだ。幸い研究所や知識のある仲間?友人?と微妙な関係の人々がいる。
もし無人島付近の海域で消息を断つとなると、もし無人島に座礁した場合は、あの洞窟に入った可能性がある。
あの洞窟の最深部には…未来や過去にジャンプする例のものがあったはずだ。
なんか後ろから猛追してくるバイク🏍️が、
【こら〜勝手に使うな!!】
なんだ?誰だ?俺のこと?
※ブォーン!!※
バイク🏍️、あっ、
【みさきさん、おはようございます】
【裕二、バイク🏍️使うならガソリン満タンにして返してよね!!この前ガス欠で大変だったんだから】
いけねー、忘れてた。
研究所、お店、美咲の家を何度も行き来してたからね。しかもみさきさんに断りもせず。
【すみませんでした。何度もお借りして…】
みさきさんは、
【ユキのお店の安月給の新人さんに無理は言わないけどね。話変わるけど、美咲ちゃんまだ不安定なんでしょ?同じ名前でバイク🏍️指導員としては心配で…何か出来ることあるかな?】
【いえ、俺も何も出来なくて…お気遣いありがとうございます】
みさきさんは、ある意味指導員ではあるが、コツ教わったし…
【裕二、ユキのお店に行くなら、そのバイク🏍️お店に置いていて。私が今日午後ユキのお店の助っ人に入る予定だから。今日の帰りは、私が裕二乗せて送るからさ。じゃね】
【はい、助かります。お気をつけて】
勝手に借りまくって、悪いことしちゃったな。
お店にも行かないとならないし、研究所には美咲のこと、そして美咲の兄のこと報告しておくか。
【ユキさん、おはようございます】
【美咲ちゃんは?大丈夫なの?無理して出勤しなくても】
社会人だし、そんなに休むわけには行かないからな。
【大丈夫です。ちゃんと働かないと】
【偉い!!じゃ、レイジと予約の確認しておいて。それと午後のお客さんに知り合い来るから。裕二くんに会いたがってるから❤️】
ユキさんの知り合い?知ってる人かな?
美咲のこと気になりながらも、忙しい。
午前はお店、午後はジェットのインストラクター。忙しいくらいがちょうどいいのかもな。
……………………………………………………
そして、午後。
ユキさんの知り合いって、誰だろう?
レイジは、
【裕二、俺、あの人苦手っす。担当頼みます】
【担当って?別に島までジェットで案内するだけじゃないんですか?】
レイジ、逃げちゃった…まぁいいか。
【あっ、みさきさん!!なんだ、知り合いって】
【なんだ!!その態度は!!バイク🏍️貸さないぞ!!というよりもあげたの返せ】
【ごめんなさい。みさきさん、あまりにも綺麗で。いやー、似合いますね。そのショート…】
【許す!!細いけど脚には自信あるんだ。そっか、いつもバイクスーツだから、ほら、見ていいぞ。私の美脚…あいた!!てめー何すんだ】
おっと、後ろからいきなり、みさきさんを叩くのは誰だ?
【私を差し置いて美脚の自慢とは、いい度胸してるじゃない?研究所早退して助っ人にきてるなら早く働け!!】
あっ、知り合いってこの人か。
【さきー、自分だってサボり…】
【あっ、そもそも副業だって仕方なく了承してるのに。じゃ、減給になっても文句言えないかな〜】
【…さーて、頑張ろうかな。裕二、こちらの美女さまをよろしくね】
みさきさんも、さきさんには勝てないね。
【はーい、裕二くん。後ろ乗せてね❤️】
この人、免許ないのか…それでレイジのやつ…
【じゃ、準備出来たら教えてください。飲み物忘れずにお願いします】
【ふーん、ちゃんとインストラクターしてるじゃん。裕二くん】
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