カメのパン屋さん
高坂 美月
第1話
カメさんはパン屋さんをオープンしました。
パン屋さんをオープンすることはカメさんの夢でもあったのです。
今日からオープンしたパン屋さんですが、なかなかお客さんは来ません。
「こんなことなら、オープンさせなきゃ良かったかな?」
カメさんはオープンして早々に、こんなことを考えていました。
そんなとき、1人のお客さんがパンを買いにきました。
「クロワッサン1つください」
お客さんはそう言って、クロワッサンを買っていきます。
その次に、2人目のお客さんがやってきました。
「食パンください」
2人目のお客さんは、食パンを買って帰ります。
次の日、メロンパンを買いに1人のお客さんがやってきました。
それからは、クリームパン、くるみパン、うさぎパンなどたくさんのパンが売れていきます。
オープンした日よりも多くのお客さんが、カメさんのパン屋さんに来てくれました。
その次の日のこと。
オープンした日にクロワッサンを買ってくれたお客さんが、再びやってきました。
「クロワッサンおいしかったです。今日はクロワッサンと、うさぎパンください」
そう言って、クロワッサンとうさぎパンを買っていったのです。
それからカメさんのパン屋さんは、たくさんのお客さんで賑わう人気のお店になりました。
カメのパン屋さん 高坂 美月 @a-tmm1209
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます