第4話

あかりと百合は大学のキャンパスを歩きながら、自然に会話が弾んでいた。カフェでのエピソードや大学生活のこと、趣味や好きなことなど、お互いに興味を持って話すことができた。


百合は興味津々にあかりに質問した。「あかりさんは、普段どんなことをして過ごしているんですか?」


あかりは笑顔で答えた。「私はよくカフェに行ったり、本を読んだりして過ごしています。それから、友達と一緒に色々なところに出かけるのも好きです。百合さんはどうですか?」


百合は少し恥ずかしそうに笑いながら答えた。「私も本が好きです。それに、大学では心理学を専攻していて、将来はカウンセラーになりたいと思っているんです。」


あかりは驚いたように目を見開いた。「それは素晴らしいですね!人の心に寄り添う仕事って、とても大切だと思います。百合さんなら、きっと素晴らしいカウンセラーになれると思いますよ。」


百合は嬉しそうに頷き、「ありがとう、あかりさん。そう言ってもらえると励みになります。」と答えた。


二人はその後もお互いの夢や目標について語り合い、時間を忘れるほど楽しいひとときを過ごした。やがて、夕方になり、あかりは帰ることにした。


「今日は本当にありがとう、あかりさん。あなたのおかげで鞄も戻ってきたし、新しい友達もできて嬉しいです。」百合は感謝の気持ちを込めて言った。


あかりは微笑みながら答えた。「こちらこそ、百合さんと出会えて良かったです。また近いうちに会いましょうね。」

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