【強化】で当たりを引く、PvPで無双する
強化素材が輝いた後に消えて、今度は【
「…スレアちゃん、すごいじゃん。一発目で当たり引くとは思わなかったな」
「当たり?」
「あぁ、【
シホさんにそう言われて、装備のステータスを開く
名称:【
レアリティ:
ステータス
【
【
アビリティ
【
【
【
【
【
【
【
【
「………えぇ…」
…いや…えぇ…。
『どうしたの?』
(…キュス…強くなり過ぎじゃない?)
『そう?』
(…うん…多分)
「な?当たりを引いたら引くほど強くなるんだ。…せっかくだし、慣らしも兼ねて適当にクエストでも受けてきたらどうだ?」
「…はい。…ありがとうございます」
「おう、いつでも来いよ」
「はい」
シホさんにお礼を言って、リアとサザレさんが待っている部屋に向かう。
「お、もう終わったの?」
「うん」
「デザインは…そんなに変わってないみたいだね」
「性能は上がった?」
「シホさん曰く、当たりを引いたんだってさ」
「へぇ…それは、すごいね」
「じゃあさじゃあさ!今から【
「あぁ…まあ、試すにはちょうどいいかもね」
「よし!そうと決まれば早速行こう!」
そうして、僕はリアとサザレさんと共に【
■
「お、いたいた」
リアがそう言ったタイミングで、こちらに気が付いた【
まずは…。
「【
防御アビリティみたいな名前の【
発動すると、無数の六角形が結界を形成して、【
じゃあ次は―――。
「【
アビリティを発動すると、【
「【
僕の右手に影の槍が出現する。
それを【
命中すると、まるでそこには最初から何もなかったかのように綺麗な真円の穴を開けた。
「わぁ…強すぎでしょ…」
「【
「でも、【
「姿を消せる装備とか、エネミーとかには使えないってことだね…」
というか、視界にある物だけって条件付きでも拘束できるって普通に強すぎると思うんだよなぁ…。
「それじゃあ、【闘技場】に戻って適当にPvPでもやるかい?」
「そうですね、そうしましょう」
■
【
対戦申請を受け付けで済まして、誰かが挑んでくるのを待つ。
「…絶対にさ、スレアちゃんってビギナーランクじゃないよね」
「まぁ…最初は皆ビギナーランクだから」
【闘技場】には、ビギナー、スタンダード、アドバンスド、マスターの4つのランクがあって、PvPやPvEで勝ち続けて、昇格戦に勝つと1つ上のランクに上がるシステムらしい。
《マッチングしました》
「お、来た」
「それじゃあ、頑張ってきてスレアちゃん」
「僕も応援してるよ」
「ありがとうございます、サザレさん、リア」
今回二人は観戦だ。理由は単純、今回は一人で戦いたかったからというだけ。
【闘技場】のフィールドに移動する。
「貴女が今回の対戦相手ですね。よろしくお願いします」
対戦相手の名前は…ロッツさん。
「あ、はい。よろしくお願いします」
お互いに一礼をして、武器を構える。…まあ僕は武器は構えてないんだけど。
「はぁぁあ!!!」
真っ直ぐに突撃して切りかかってくるロッツさんの剣をバク転で避ける。
「まだまだ!」
続けて二連、三連撃。後ろに回避を続けていく。
「追い詰めた!」
壁際まで追い詰められたフリをする。ここから打開する方法は勿論ある。ロッツさんもかなり油断しているみたいだし。
【闘技場】のフィールドの地面は砂。
『【
地面に【
「―――っ!どこに―――」
「後ろ、だよ」
『「【
一本をロッツさんに突き刺して、二本目でロッツさんを切り払う。
「―――え」
《勝者、
「よし」
■
二戦目、相手は剣使いさん。…『剣使い』という名前なのに、持ってるのはどう見ても巨大な
「よろしくお願いします」
「おう、よろしくな嬢ちゃん」
戦闘が始まった瞬間、剣使いさんが視界から消える。
「もらった!【
真横からそんな声と共に、剣使いさんが
砂塵が巻き上がって、剣使いさんの姿が見えなくなる。
…これだと【
「もういっちょぉ!」
砂塵の中を突き破って、剣使いさんが切りかかる―――。
――――――――
作者's つぶやき:内容の配分下手すぎません?
次回への布石ってことで許してください。
…剣使いっていう名前の人が打撃武器を使う…まあ、焼きそばを作ったって言ってオムライスに『チャハーン』ってケチャップで書いてるのと一緒なんでしょうね、きっと。
ハンマーの柄が剣って、扱いにくくないですかね。ふとしたタイミングでハンマーから剣が外れそうで怖いです。
どっかのタイミングでスレアくんが負ける敵を用意するつもりだったんですけど…、これに勝てる人なんていますかね…。
サザレさんなら…ワンチャン…装備次第で…かも?
――――――――
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