第8話 「イタズラ、してもいいよ?」

※ 場面転換 リビングのソファー


「あーお腹いっぱい。おにいちゃん、美味しかった?」


「へへ。嬉しい。ねぇ、お嫁さんにしたくなった? ひまりのこと」


「えーそれとこれとは別問題? むー。なかなか手ごわいなぁ、おにいちゃんは」


「でーも」


//SE ひまりが主人公の膝を膝枕にする音


「へへ。おにいちゃんの膝枕ー♡」//声は下から聞こえる感じで


「だめ? いいでしょ? さっき抱き着いても怒らなかったもん。膝枕くらい許してくれるよね♡」


//SE ひまりが主人公のお腹にすり寄る音


「ふあー。(あくび)なんだか今日はいろいろあったから疲れちゃった」


「ちょこーっとだけ、このまま休憩させて欲しいな」//眠そうに


//SE 少し服が擦れるようなガサガサとした音 など


//演技依頼 頬に触れる


「イタズラ、してもいいよ?」//少し色っぽく


//SE 主人公がひまりをくすぐる音


「きゃー!! くすぐるのはナシ―!!」//笑いながら


「もお、おにいちゃんのいじわるっ」//笑いながら


「……そういうところも、すーき……」


//SE ひまりが主人公のお腹に頬ずりするような音



「スー、スー、スー」//しばらくひまりの寝息



//SE ひまりが目を覚ます音


「あ!! ごめん、ほんとに寝ちゃってた。ねぇ、今何時!?」


「……大変。私まだお風呂に入ってないんだけどね……?」


「……お風呂入ったら、せっかくのおにいちゃんの温もりが落ちちゃいそうで……ヤダな」


「……だから……一緒に入ろ? お風呂♡」


//SE パチ―ンと軽く主人公がひまりのおでこを弾く音


「ん、いったぁああい。もーおでこ弾かないでってば」//和やかな感じで


「冗談だってば。さすがに私だって、お風呂は恥ずかしいもん」


「……先、入って来ていいよ。私遅くなっちゃうから」


//SE 主人公が立ち上がる前にひまりにトントンとする音

//SE 主人公が立ち上がる音


「んっ。いってらっしゃい、おにーいちゃんっ。ゆっくり温まって来てね」


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