風鈴への応援コメント
コメント失礼します。
「この家の女は夏に死ぬ」
それがホラーでもサスペンスでもなく、あたたかみのある言葉として伝わってきました。すごいです…。
静かに、でも確実に「死」へと向かっている主人公。
「もう一年待ってほしい」という微かな希望を抱いたラストには、心の奥底に眠っていた主人公の本音が見えたような気がしました。
風鈴の音とともに、静かで、でもあたたかさや優しさが伝わる素敵な物語でした。
ありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
深いところまでお読みくださり、たいへん嬉しいです。
昨日まで「思い残すことはない」と思っていても、
今日、新しい何かを感じるかもしれない。
人間の心とは不思議なものだと、最近ときどき感じます。
お読みいただき、ありがとうございました。
編集済
風鈴への応援コメント
旗尾さま こんばんは。
目に浮かぶ様な繊細な情景描写と、寂しさや悲しみの中に差し込む一条の光。
澄んだ夏の空気を肌に感じる様な美しい物語に、胸の奥がぎゅっと引き絞られるように切なくなりました。
南部鉄器風鈴の独特な澄んだ音には、きっと、過去と今と未来の全てが詰まってるんですね……。
この度は素敵なお話を届けてくださり、誠にありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
美しい物語と言っていただき、たいへん嬉しいです。
南部鉄器の風鈴は以前持っていたのですが、
ガラス製とは違う、実にいい音がします。
どこへやったのか、探したけど見つかりませんでした……。
素晴らしいレビューも頂戴し、ありがとうございました。
風鈴への応援コメント
ものすごく胸に響きました。今、目頭が熱いです……。
おばあちゃんの言葉が素晴らしいですね。
私は今幸いにも特に体調が優れないわけではないですが、もし自分が死を前にした時にも「家族が迎えに来てくれる」と思えば、その怖さは少し和らぐのかも知れないと思いました。
夏にその生を終えることを一族の連帯感と言ってしまえるところもとても好きです。
旗尾さん、ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
また、あたたかいレビューもいただき感謝です。
祖母の語りは、あまり押し付けがましくないように、
あるいは、道徳の教科書みたいにならないようにと
気をつけたところでもあります。
いろいろ感じていただけたようで嬉しいです。
こちらこそ、お読みいただきありがとうございました。
風鈴への応援コメント
さいかわ葉月賞大賞受賞、おめでとうございます。
改めて拝読させて頂き、犀川様が仰る「読者が寄り添える文書または共に進んでいける話のスピード」の意味がよく分かりました。
南部鉄器の風鈴の音は、仏具のお鈴(りん)の音と重なる気がします。
安らかな音が耳に聴こえるようです。胸に沁みるお話を読ませて頂き、ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
たしかに、仏具と似ているように思います。
しみじみした気持ちになれます。
こちらこそ、お読みくださりありがとうございました。