第3話 力の正体

やぁおはよう。5月24日。

高橋連だよ。

今の時刻は朝の7時。今は家族で朝飯を食べてるよ。

俺の横に座っているのは中学校1年生の高橋健。俺の弟。弟の隣には俺の妹、小学校1年生の高橋優子。

そしてテーブルを挟んで俺の向かい側にいるのが左から順に高橋翔子。俺の姉、高校生3年生。姉の隣には高橋宗光、俺の父。父の隣にいるのは俺の母、高橋美子。

6人家族だよ。

こんな快晴な朝なのに俺は今最大に頭が痛いよ。

なんでか分かるかい?

それはね、おば……女神アリーナ様に貰った力のことだよ。

この力はその人の頭の上に昨日見たA〇の種類が分かるというなんというクソ能力!

どんなエ〇漫画だよ!

「連、醤油とってくれるか?」

俺の父の宗光が言う。

「う、うん」

俺は醤油をとり、父に醤油を渡すときちらっと父の頭の上を見ると

《5月23日 A〇 種類 人妻浮気 満足度 5 Max》

父ーーー!!!

満足度 5って。母に浮気されたら家庭崩壊するぞ。

俺は父の意外な性癖を知りショックを受けていると

「お兄ちゃん、どうしたの?」

と俺の弟が尋ねてきた。

「い、いやなんでも。」

と俺は咄嗟に答えた。

………俺は中学校1年生の時にA〇を見ていたかな?って思う。

いや、それよりも俺は弟の頭の上をもう一度見る。

《5月23日 A〇 種類 熟女 満足度5 Max》

熟女ぉぉぉー!!!

中学生って普通若い人とかじゃないの?

あと兄は巨乳か貧乳どちらが好きか気になるんだが。

弟よ、どうなのそこら辺は?

あと満足度 5って。

というか思ったけどこんなクソ能力でどうやって「ある意味呪いというやつ」を解決しなければならんのだ。

いや……確か成長させよ。とか、ばば……女神様は言っていたような………

……!分かった!

なんかの条件を満たせばこの能力が成長するって感じかな!

かっーー!俺天才!流石!完璧青年高橋連!

と俺が自画自賛していると俺の姉が

「ごちそうさま。」

と両手を合わせ洗面所にむかって行った。

そんな後ろ姿にむかって母が

「今日は何時に帰ってくるの?」

と聞く。

「今日はモデルの仕事があるから夜の10時ぐらいに帰ってくる」

と姉は答えた。

そう、高橋翔子こと俺の姉は高校生でありながら有名なモデルである。

抜群のスタイルと整った顔。

俺も地ぃー味にその容姿を受け継いでいる。

地ぃー味だが。

…………受け継ぐなら100%で受け継げよ!

って俺は思ってるけどね!

と俺が考えているといつの間にか両親以外の家族は朝飯を食べ終わり洗面所にむかっていた。

俺も急いで朝飯を食べ終わり洗面所にむかった。







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