過去 8話(修正)
その日の夜、ミラーは自分の寝室で横になっていた。
その隣にバレイがミラーが寝ているベットに腰かけてミラーを寝かしつける。
ミラー「ねえバレイ、なんで私だけ専属の護衛がいるの?」
バレイ「私と一緒にいるのが嫌ですか?」
ミラー「そいうわけじゃないよ」
バレイ「多分、ミラー様が一番おてんばだからだと思います」
ミラー「えー」
しかしバレイは知っていた、その訳を。ナルハ王妃によればミラーは「選ばれし特別な魔力」があるらしくその魔力が暴走しないように見ていてくれと頼まれているのだ。
ミラー「バレイ、前倒した悪い鬼の話してよ」
バレイ「今日はもう遅い時間なので、明日にしましょう」
ミラー「・・・・ねえ、私って剣の才能ある?」
バレイ「え?」
ミラー「今日、剣の稽古してすごく楽しかった」
バレイは、夢を語る幼き姫と過ごした記憶がよぎる。10年も前の記憶だ。バレイは7歳、ミラーは4歳だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます