憧れの女剣士 4話
一年後、ミラー姫は自身の城にいた。
ミラー姫はあの葬式で婦人達の会話が時々脳裏によぎる。
姫は自分の部屋の窓から頬杖をつき、景色を眺め、城を抜け出そうと企んでいた。
城の中は退屈なのである。
護衛の女剣士バレイと将棋をしようと勧める。
バレイ「いいんですか?手加減しませんよ?」
ミラー姫「いいのよ私たち幼馴染みたいなもんじゃん、小さい頃から一緒だし」
将棋を初めてバレイが優勢だったのだが、バレイは将棋を初めてものの数分で寝てしまった。
ミラー姫(バレイはいっつも将棋中寝ちゃうんだよね、よし、今日こそは城から抜け出して、街に行っちゃお!)
ミラー姫はバレイの胸を揉むが、バレイは起きる様子はない。
ミラー姫(よし、完璧に寝てるな…)
とミラー姫は四階の自分の部屋の窓から飛び降り、近くの木を掴むと、更に下に降りる。悠々と地面に着地する。
そして城の6メートルはある壁をJUMPで飛び越え、城から脱出。
するが、目の前にバレイが仁王立ちしていた。
バレイ「楽しかったですか?私の胸も揉んで」
ミラー姫は顔を青ざめると苦笑いする。
バレイ「お仕置きと仕返しです」
と、ミラー姫の背後に立つと胸を揉んだ。
ミラー姫「ちょwやめてよwくすぐったいってw」
ミラー姫「ちょっと待って…」
バレイ「はい?」
ミラー姫「冷静に考えて何やってんだろ、女同士で乳くり合って…いくら男がいないからってさ…」と頭を抱える。
バレイ「しょうがないじゃないですか、私たち監禁されてるみたいなもんですし、まぁ実際本当に外に出て誘拐なんてされたら、戦争起きたりするんでマジで、やめて下さい」
ミラー姫「バレイが男だったらな〜」
バレイ「さ、帰りますよ、怒られるの私なんで」
ミラー姫「へーい」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます