うわぁ、切ないですね。前世の自分を今も思ってくれているのはうれしいけど、やっぱり友那にしてみたら切ない。
「おすそわけの人って、めぐみだったの」って友那は思わず呼び捨てにしちゃったけど、冴木先生は気付かなかったんですね。
作者からの返信
田鶴さん、コメントをありがとうございます。
切ないストーリーを目指していたので、切なさを感じてもらえてホッとしました。
もし前世の記憶がはっきりあったとしても、やっぱり「今の自分を見てほしい」という気持ちになったのではないかと思います。
友那がめぐみを呼ぶのを、最初は「めぐみさん」にしていたんです。距離を置いてみたのですが、しっくりこなくて。同化する感じで、めぐみ呼びにしてみました。
他人を呼ぶ感じではない、親しい人を呼ぶかのような口調。
冴木先生は気づいていると思います。言わないし、顔に出さないけれど。心の中ではいろいろと考えています。モヤモヤ。
友那の気持ちは複雑だけど、僕は分かる気がする。
自分であって自分じゃない、他の人に先生は心奪われているっていう嫉妬?
僕は分かる気がします。
もう友那の中にめぐみの記憶は薄れているんだなって改めて認識させられるいい描写ですね。
とっても納得させられるし、切ない気持ちにもなります。
とても説得力のある展開だと思います。
作者からの返信
ナツくん、コメントをありがとうございます。
めぐみの記憶を薄れさせた設定にしたのは、このシーンを書きたいっていうのもありました。
自分であって自分じゃない、っていう感覚をわかってくれて、ありがとうございます!
ここらへん、もっと説明を加えた方がいいかなって悩んだのですが、ごちゃごちゃ書きすぎると野暮ったくなると思って。
現代恋愛にしてもファンタジーにしても、納得できない展開だと読者の心が冷めてしまいますよね。
ラストシーンの一歩手前。この作品を書く前からこの展開にしようって決めていたのですが、ナツくんから「わけわかんない」って言われそうだと思って、別な展開にしたらいい感じになりました!d(^_^o)
編集済
そわ香先生、更新ありがとうごさいます!
冴木先生の過去が自ら語られましたね。自分に関心をもち、めぐみに似た友那に封印した過去の自分の話を聞いて欲しかったのかな。
めぐみの話を冴木先生から聞けて望みが叶ったはずなのに、向けられていた恋心は前世の自分であって、今の自分ではないことを痛感したのは、胸が痛くなりました。
このまま表題のままで終わるとしたら切なすぎます。
作者からの返信
@rosso_neroさん、こんにちは。
どうして先生が自らの過去を話したのか。先生目線もほしいところですよね。
私としては、友那だから先生は話した。と思っています。@rosso_neroさんが書いてくれたとおり、自分に関心を持ってくれたから、心を開いて話すことができたっていうのはありますね。
友那はもう先生に恋をしていますから。先生の気持ちが自分には向けられていないと感じるのは切ないですよね。いくら前世の自分といえども、めぐみではなく、友那として生きているわけですから。
結末がどうなるかは、次回のエピソードでなんとなくわかってくるかも。29話をお楽しみに(o^^o)
先生、いじめっ子のカバンを送り返してくれるめぐみの性格が好きだったんですね。
それにしても最悪の母親で、彼にとっては、辛い人生だったのかも。
作者からの返信
雨さん、コメントをありがとうございます。
先生にとってめぐみが特別な存在になったエピソードって、きっといろいろとあると思うのですが、とりあえず一つ明かしてみました。
子供をコントロールしたい母親って多いですよね。そういう母親って、私は子供のことを考えているって正当化する人が多いような気がします。
ライバルが過去の自分。そんな事実をつきつけられたら、隠そうとした恋心が燃え上がっちゃうんじゃないかな?
これからどうなっちゃうのーーー?
作者からの返信
羽間さん、コメントをありがとうございます。
過去の自分がライバルって、なかなかにない状況ですよね。
受験に専念する方向でいっていましたが、でも恋愛も大切だし、もどかしいですね。