第3話
ルイス「本来、証拠もなしに容疑者を逮捕なんてできない。普通ならクビもいいとこだ。だが、それでもあいつらは犯罪を防ごうと、他者からどんな悪評が広まるか分からないのに、あいつらはあいつらが正しいと思った道を進んだ。だから僕は僕の正しいと思った道をいく」
その瞬間彼の持っていた剣に約70cmほどの長さの光の刀身ができた。そしてそれで俺の目を狙って刀を振った。
俺は懐に持っている2本の短剣でそれを防ぐ
クリス「俺にもやらなきゃなんねぇことがある。俺はそれを正しいと判断し、あんたを殺す」
ルイス「そんな緊張した顔すんな。どうせこの世界には正解の4文字なんてないのだから」
クリス「あとその剣はなんなの?」
ルイス「一〇〇式古刀っていう種類の四四式古刀っていうやつらしい」
クリス「らしいってお前も知らねぇのかよ」
ルイス「だってこれ先生か…」
俺は右手に持っている短剣をルイスに向かって投げる。
それをルイスは首を振り、回避する。
が、俺は投げた短剣を空中で回収して、それをそのままルイスの首を狙って振るう。
ルイスはしゃがんで避けたが俺は左手の短剣をルイスめがけて垂直に振り、土の障壁(地面から土の壁が下から上に生えてくる)をルイスの足元に発生させる。
それをルイスは右に避けようとするが、避けきれず左腕を斬り落とす。
クリス「やっと腕1本」
ルイス「だったら楽なんだろうにね」
ルイスがそういうと、斬ったはずの左腕がルイスの元に行き、断面でくっついた。
ルイス(俺が同時に使える魔法は3つまでで、
左腕を固定させる重力魔法
左腕を電気信号で動かすための雷魔法
不意打ちや、奇襲警戒の魔力探知に使わないといけないからこれで魔法は使えないんだよな)
クリス「不死身かよ」
ルイス「それは先生だね」
クリスとルイスの距離は約5mほどにもかかわらず、ルイスは刀を振るう。
俺は嫌な予感がしたので咄嗟に伏せて、短剣を上に投げる。
すると、短剣は何かに弾かれたような高い音と共に勢いよく上に飛ぶ。
クリス「せめてもう少しわかりやすく攻撃しろよ」
ルイス「そうしたら建物に当たって僕が怒られちゃう」
クリス(魔法の3つ同時発動+四四式古刀で魔力の消費がひどいから近距離で戦わないといけないけどそうすると建物にあたりそうで怖いんだよな。)
クリス(なんにせよ建物に沿って動くのが楽なんだろうな、あと斬った断面と刀身から魔力がある感じ撤退気味で動くのが正解かな?)
クリスは上に投げた空中にある短剣を拾う。
その瞬間、短剣から頭に目掛けて金属製の槍が飛んでくる
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あと次回の最初に出番あるから準備してね
ベン「台本通りに動けばいいんだよな」
それでいいよ
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