3-4
*レイプ描写あり
そして他の男が、私のち〇こを扱いてきた。
「~~~ッ!!」
「あ、イっちゃったねぇ」
あっけなく精液を出してしまう。
だがしかし、男は扱く手を止めることはしない。
男の手は胸に伸びた。
「あぁぁっ!!!
「休んでる暇なんかねぇぞ」
別の男が、私の膣に乱暴に指をいれてくる。
「あぁぁっ、や、も、やすませ、てぇっ!!」
「優しくしてあげないとすぐ壊れないか」
「いやいや大丈夫だろ、インキュバスなんだから。なぁ?」
問いかけられるが、快感が強すぎて答えることもできない。
私の体の上で、男たちは雑談をしながら私の体をあちこちと触ってくる。
「これ、妊娠すんのか?」
「やぁあっ!あぁぁっ、も、むりぃ!おねが、ゆるひてぇ」
「聞いてんのか?答えろよ」
「~~~~ッ!」
「凄いな、マジで女じゃん」
「てか俺の彼女よりもヤベエって笑」
「おい、聞こえてんのか?答えろつってんだろ」
バチンと頬を叩かれ、私は強制的に意識を戻された。
「あ、え……」
「コレ、妊娠すんのか?」
答える前にもう一発頬を叩かれる。
「しな、しない、しないから、ごめんなさい、わ、私のおま〇こ、好きに使っていい、から……た、叩かない、で」
「あーあー可哀想に。怖かったねぇ」
私の脳は恐怖に支配され、男たちに屈服する事を選んだ。
あれからどれ位たっただろう。
目が覚めた時には、私は解放されていた。
そして私の周りには誰のものか分からない体液があちこちに飛び散っていた。
「う゛ぇぇっ」
それを見て、私は吐いた。
どうして私だけがこんな目に合わないといけないんだ。
死にたい、と久しぶりに思った。
「たすけて、来夢くん……」
(聞こえる訳、ないのに……)
痛む体をなんとか起こし、後片付けをして、私は部屋を出て、自宅に戻った。
(起きていないだろうか)
バレないように、起こさないようにと静かに玄関を開け、風呂場に向かう。
「キスマークまで…。来夢くんに見つかったら…」
「見つかったらどうするの?」
声の主がした方を振り向く。
「え、どう、し……て」
「何それ、説明して欲しいんだけど」
私は恐怖で動けなかった。
言い訳を、考えないと。
いつもみたいに、何か、なにか。
でも、声が出ない。
「宝」
ビクッ!と私の体が跳ねる。
「今度はなんて言い訳する?蚊にでも噛まれた?どこかにぶつけた?ねぇ、なんか言いなよ」
「あ、あ………」
全て、来夢くんにバレていた?
頬の腫れも、お腹の痣も、全部?
「ごめ、ごめん、なさい、ごめんなさい」
「謝って欲しいんじゃないの、理由を聞かせて?」
言えない、言えるわけない。
だって、もし言ってしまえば、あの動画が、見られてしまったら。
だから、なにか、言い訳を…………。
押し黙る私をただただ優しく見つめる来夢くん。
「ねぇ、宝」
差し出されたその手を、思い切りはたいた。
「ごめんなさい、来夢くん、ごめんなさい。私と、別れてください。お願いします」
「宝……?何、言ってんの?」
「ごめんなさい、本当に、ごめんなさい」
来夢くんはきっととても悲しそうな顔をしていると思う。
来夢くんは、私をとても好いてくれているから。
だから、だからこそ。
私なんかと、生きているべきではないのだ。
私が好きになってはいけない人だったんだ。
「いや、謝られても…。なに、俺、なんかした?」
「来夢くんは悪くないんです。全て、私が悪いんです」
「宝はなんも悪い事してないよ?ねぇ、俺の何が悪かった?教えて?」
私を逃がさないと言わんばかりに、両腕を掴まれる。
こわい、来夢くんの顔を見るのがこわい。
「こっち見て、俺の顔見て話して」
見れる訳ない。
「宝」
少しだけ、涙声になっている、彼の声。
涙がぽたぽたと風呂場のタイルに零れ落ちる。
来夢くんの、涙。
「ねぇ、宝。俺の声、聞こえないの?ねぇ」
私はひたすらに無言を貫く。
「どうして何も言ってくれないの?俺、宝の事好きなの、愛してるの。だから、居なくならないで、お願い」
来夢くんにぎゅうっと抱きしめられる。
久しぶりの温もり。
私の愛している人の、温もり。
来夢くんの腕の中は、とても暖かい。
こんなに優しく抱き締めてくれる。
私は、こんな大切な人を裏切った。
だからこそ、これで最後にしなくては。
「私、来夢くん以上に好きな人が出来たんです。だから、別れてください」
冷静を装って、嘘をついて、別れの言葉を言い放つ。
すると、先程までの温もりが瞬間で消え去った。
「何、どういう事?」
「そのままの意味です。だから……」
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